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スルメイカの記録的不漁、函館の加工会社に悲鳴

古伏脇隆二氏[函館特産食品工業協同組合理事長]

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2018年3月27日(火)

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時に時勢に見放され、時に敵襲に遭い、時に身内に裏切られる――。栄華興隆から一転して敗戦に直面したリーダーが、おのれの敗因と向き合って問わず語りする連載「敗軍の将、兵を語る」を、「日経ビジネス」(有料)では原則毎号掲載しています。連載の魅力を知っていただくために、2018年3月の月曜から金曜まで、過去2年間に登場した「敗軍の将」たちの声を無料記事として転載・公開します。

(日経ビジネス2017年6月5日号より転載)

「イカの街」で知られる函館市。イカ珍味の加工業者が多く集積し、加工技術には定評がある。だが、2016年の記録的なスルメイカの不漁で大きな打撃を受ける。原料難、原料価格高騰で製品の値上げを余儀なくされ、販売数量への影響が出ている。

[函館特産食品工業協同組合理事長]
古伏脇隆二氏

1962年生まれ。85年、函館大学を卒業後、水産加工業の古清商店(函館市)に入社。94年、社長に就任。2015年5月、函館特産食品工業協同組合の理事長に就任、現在に至る。古清商店は1939年に創業。マルナマの屋号で知られる。

SUMMARY

スルメイカ不漁の概要

スルメイカ不漁が続き、特に2016年は記録的な不漁でイカの加工業者が打撃を受けている。イカ加工業者が集積する函館市にある、函館市水産物地方卸売市場の16年度のスルメイカ取扱量は1497トン。13年度比35%まで落ち込んだ。函館特産食品工業協同組合に加盟する56社のイカ関連製品売上高は今年は前年比約30~40%落ち込む見通し。

イカの街として知られる北海道函館市。写真は水槽から釣り上げたイカをその場で料理する「活いか釣堀」。イカ料理や珍味を提供する飲食店や土産店が市内に数多くある(写真=共同通信)

 北海道函館市は、イカ珍味加工の街として全国に知られています。海産物加工業の会社が数多くあり、1958年には函館特産食品工業協同組合が設立されました。さきいか、薫製、いか飯、塩辛、松前漬け、イカソーメンなどの製品を日本全国に販売しています。現在、56社が加盟し、組合全体の販売額は約500億円になります。

 ですが、最近では原料のスルメイカ不足に悩まされています。過去5年くらい「毎年、不漁だ」という具合に業界関係者と話をしていました。それでも仕入れ価格は1kg当たり200~300円程度で推移していました。

 ところが、2016年は記録的な不漁で価格が跳ね上がり、900円へと3倍になりました。

コメント3件コメント/レビュー

漁業関係者は何故こうした考え方をするのだろう。捕れなくなったから、捕る手立てをと、漁場を変え、捕り方を変えてとにかく捕ろうとする。うなぎ、まぐろ、さんま、次はいか。捕れなくなるのは減っているからなのは子供でも分かりそうなことだ。減ったのは捕りすぎたからだ。増やすには捕るのをやめればよい。捕る量を減らして資源の復活を促して永らえるか、減っても捕り尽して資源を枯渇させるか。答えは誰の目にも明らかだと思う。(2018/03/28 16:48)

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いただいたコメント

漁業関係者は何故こうした考え方をするのだろう。捕れなくなったから、捕る手立てをと、漁場を変え、捕り方を変えてとにかく捕ろうとする。うなぎ、まぐろ、さんま、次はいか。捕れなくなるのは減っているからなのは子供でも分かりそうなことだ。減ったのは捕りすぎたからだ。増やすには捕るのをやめればよい。捕る量を減らして資源の復活を促して永らえるか、減っても捕り尽して資源を枯渇させるか。答えは誰の目にも明らかだと思う。(2018/03/28 16:48)

箇条書きで問題点を指摘させて頂きます。

・産学共同でスルメイカの生態調査・生息数管理をしているのか。もししていないなら時代遅れというほか無い。

・「ベトナムから外国人研修生を18人、受け入れる計画でした。」外国人研修生を安い賃金の奴隷としか見ていない。これもまた時代遅れ。

・「イカからほかの海産物には簡単に転換できません」イカの漁獲量が減っているこの5年間、何をしていたのか。高付加価値商品の開発はしていたのか。イカを中心とした他の海産物も複合的に使った商品の開発は。していないならイカの漁獲のみに胡坐を書いた商売だといわれても仕方が無い。(2018/03/28 12:12)

もちろん外国船が根こそぎ獲っていってしまう問題もあるとは思うけど、
まぐろといい、うなぎといい、獲るだけとって漁場をケアしてこなかったツケもあるのでは?
1年で良いから思い切って一回全輸入に切り替えて、近海を禁漁にしてみたら?
はたはたのように少しでも復活するかもよ。(2018/03/27 08:17)

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