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中国が米国のようになると思ってはいけない

中国から見た米中関係を復旦大学の姜義華・特別教授に聞く

2018年7月2日(月)

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 トランプ政権は7月から500億ドル相当の中国製品に関税を課すと発表した。即座に対抗関税を発表した中国は、今世紀半ばまでに米国に並ぶ大国になるという目標を掲げている。両者の角逐は足元の“貿易戦争”だけでなく、先端技術や軍事まで幅広い分野で本格化していくだろう。

 日経ビジネスでは6月25日号特集「米中100年 新冷戦~IT、貿易、軍事…覇権争いの裏側」で、現在の関税措置の打ち合いや米国の懸念、中国化する世界の現状を徹底した現地取材でまとめた。それに関連して、米中に精通した専門家のインタビューを掲載する。

 今回は中国・上海の名門大学、復旦大学の姜義華・特別教授に登場してもらう。姜教授は中国の近現代史や近現代の思想が専門。中国側から見た現在の米中関係について語った。

(イラスト:北沢夕芸)

米国政府が中国製品に制裁関税を課すと決定し、貿易戦争の懸念が深まっています。近代の米中関係などから見て、現在の両国関係はどのような状態にあるのでしょうか。

姜義華教授(以下、姜):米中関係は中国の発展における重要な要素の1つです。中国にとって米国とそのほかの国家は異なります。というのも米国は、ロシアや日本やその他の国が中国で勢力を拡大しようとしたのとは異なり、中国の領土を侵し、占領したことはありません。

姜義華(ジャン・イーフア)氏 1939年生まれ。復旦大学特別教授、中外現代化プロセス研究センター主任。62年に復旦大学歴史系を卒業し、82年に副教授、85年に教授に。上海歴史学会会長、上海市社会科学学会連合会副主席などを務めた経歴を持つ。

 米国は近代において中国との経済関係だけでなく、文化とりわけ教育や宗教における関係をより重視しています。米国は義和団事件で清から受けた賠償金を返還。中国で清華大学の前身となる清華学堂を設立しました。また米国の宣教師は影響力のある多くの大学を設立しています。北京の燕京大学、上海の聖ヨハネ大学、広州の嶺南大学などです。協和医学院は近代医学の発展と人材育成に大きく寄与しました。

 抗日戦争の期間、米国の代表団が延安を訪問した際、毛沢東は「中国が将来、工業化を実現する際、米国からの支援を得られるに違いない。中国は米国の支援を頼りにするだろう」と語っています。

 その後、ルーズベルト大統領が死去し、第二次世界大戦が終わった後、米国と旧ソ連の間で冷戦の構図ができあがりました。米ソが世界を分割し、それぞれの陣営を形成する中で、米国は蒋介石を支持することを選択。米国から工業化の進展への支持を得るという中国の期待は当てが外れ、中国共産党と米国の関係は大きな変化が生じ始めました。

 第二次国共内戦で中華民国政府が南京から広州に撤退する際、ソ連大使館でさえ広州に移る中で、(中国・杭州生まれで燕京大学の校長や中華民国で米国大使を務めた)ジョン・レイトン・スチュアートは南京に残り続けました。彼は北京に行きたいと希望し、北京(共産党)もそれを希望しましたが、最後は米国に行くことになってしまいました。

 米中がはっきりと対立関係に入ったのは朝鮮戦争以降です。中国は実際のところ(戦争に)引きずり込まれたのですが、米国は中国が引き起こしたと認識していました。双方に不正確な判断があったと思います。米国は中国に対する誤解があり、中国は内部に様々な要因があったことに加えてソ連の影響も増してしました。

 その後、米中関係は長く途絶えましたが、ニクソン大統領の訪中によって、関係が回復します。当時、米中は共にソ連に対応する必要がありました。中国共産党は核攻撃を受けるかもしれないという大きな脅威を感じていました。米国もこのような背景の下で中国との関係回復を急ぎました。

コメント35件コメント/レビュー

最悪な中共の宣伝記事としか言いようがない。突っ込みどころ満載の発言内容なのだから、インタビュアーもただ拝聴せずに、つこっみ入れないとダメでしょう。かなり能力のないインタビュアーだったとしか思えません。最近、この手の拝聴オンリーの聞き手が多いのがとても残念です。(2018/07/08 08:56)

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「中国が米国のようになると思ってはいけない」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

最悪な中共の宣伝記事としか言いようがない。突っ込みどころ満載の発言内容なのだから、インタビュアーもただ拝聴せずに、つこっみ入れないとダメでしょう。かなり能力のないインタビュアーだったとしか思えません。最近、この手の拝聴オンリーの聞き手が多いのがとても残念です。(2018/07/08 08:56)

こんなばバカバカしく見え透いた嘘を、真面目に語れるなんて大したお方ですね。人選は何方が?(2018/07/06 00:30)

「中国が米国のようになると思ってはいけない」、別に思っていないけど。
無理が通れば道理がひっこむ、確かにその通りです。
でもこの人はどういうつもりで言ってるのだろう。正義を自分たちが決める国家にはならないとでもいうのだろうか、それとも原爆を落とした後は、「優しい」占領政策を敷くとは限らないといいたいのだろうか?
今のところはアメリカみたいに周辺国からわざわざ密入国して稼ぎに来る人は、中国にはいないみたいだけれど。(2018/07/03 20:32)

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