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残留農薬で警告「中国人は子供を産めなくなる」

著名医師が予言する「50年後」を避けることができるか

2017年6月23日(金)

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鍾南山は長年にわたって中国における残留農薬の危険性を訴えているが…(写真:AP/アフロ)

 6月9日、中国のポータルサイト“捜狐(SOHU.com)に『“浸泡在農薬里的中国人(農薬の中に浸る中国人)”』と題する記事が掲載され、ネットユーザーたちの間に大きな反響を巻き起こした。中国では農作物に農薬が過剰に使われていることは周知の事実で、庶民は収穫後の農産物に含まれる残留農薬による健康被害を懸念している。そうした前提の下で敢えて掲載された当該記事の概要は以下の通り。

世界最大の農薬製造商であり輸出商

【1】各種病虫害を予防・駆除し、農作物の収穫量を増大させるため、農薬は農業生産活動の中で広範囲に応用されている。多くの人々の生活は田畑から遠く離れているが、農薬はすでに各種の方法を通じてひそかに我々の日常生活の中に浸透している。農薬をその効果に基づいて区分けすると、除草剤、殺虫剤、殺鼠剤、殺菌剤などに分類される。全世界の農業生産で毎年必要とされる農薬量は350万トンであり、そのうち、中国、米国、アルゼンチンの3国で70%を占め、中国だけで世界の農薬使用総量の半分を占めている。2014年における中国の農薬使用量は180.69万トンであった。

【2】2013年8月16日発行の科学週刊誌「Science」の特集記事『Pesticide Planet』によれば、2005~2009年のデータに基づいて推計すると、耕地1ヘクタール(ha)当たりの農薬使用量が、米国は2.2kg、フランスは2.9kg、英国は3.0kgであったのに対して、中国は10.3kgで、米国の4.7倍だった<注1>。過去20年間に、米国とドイツの農薬使用量は比較的安定しているが、英国、フランス、日本、イタリア、ベトナムの各国は農薬使用量をそれぞれ44%、38%、32%、26%、24%削減した。これに対して、中国の農薬使用量は過去20年間に136.1%増加した。

<注1>同記事の表によれば、農薬使用量は、日本:13.1kg、ニュージーランド:9.5kg、コロンビア:15.3kg、最大のバハマは59.4kgとなっている。従い、10.3kgの中国が最大ではない。

【3】中国の農薬使用量は、1991年には76.53万トンに過ぎなかったが、1999年には132.16万トンとなり、2014年には180.69万トンとなった。また、中国は農薬の大部分を自給自足しており、現在国内には2000社以上の農薬生産企業がある。化学農薬の有効成分である“原約(原体)”の生産量は、1998年に55.9万トンであったものが、2014年には374.4万トンになり、2015年には374万トンになった。これから分かるように、中国は世界最大の農薬製造商であり、同時に輸出商でもある。また、中国は毎年少量の農薬を輸入しているが、その量は2014年が9.25万トン、2015年が9万トンであった。

【4】それでは中国の一級行政区(省・自治区・直轄市)の中で農薬の使用量が多いのはどこなのか。中国政府“国家統計局”の「一級行政区別農薬使用総量(2014年)」で1~10位を見ると下表の通り。

一級行政区別農薬使用総量(2014年)
(出所)中国・国家統計局データ

コメント8件コメント/レビュー

もし、世界最大の山峡ダム(世界最大の肥溜)が大放流ないし決壊した場合の海洋汚染は深刻なものとなるだろう。日本海流に乗って汚染物質が日本海を北上していう事になり、日本海側の漁場は壊滅的被害が発生する可能性がある。

台湾が辛うじて自治を維持できているのは、台湾のミサイルが山峡ダムを狙っているからであり、中国政府が台湾を軍事的に急襲した場合は山峡ダムが決壊する(軍事行動を起こす前に大放流がある可能性が高いが)(2017/07/14 10:48)

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「残留農薬で警告「中国人は子供を産めなくなる」」の著者

北村 豊

北村 豊(きたむら・ゆたか)

中国鑑測家

住友商事入社後アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、住友商事総合研究所で中国専任シニアアナリストとして活躍。2012年に住友商事を退職後、2013年からフリーランサーの中国研究者として中国鑑測家を名乗る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いただいたコメント

もし、世界最大の山峡ダム(世界最大の肥溜)が大放流ないし決壊した場合の海洋汚染は深刻なものとなるだろう。日本海流に乗って汚染物質が日本海を北上していう事になり、日本海側の漁場は壊滅的被害が発生する可能性がある。

台湾が辛うじて自治を維持できているのは、台湾のミサイルが山峡ダムを狙っているからであり、中国政府が台湾を軍事的に急襲した場合は山峡ダムが決壊する(軍事行動を起こす前に大放流がある可能性が高いが)(2017/07/14 10:48)

黄砂が飛んでくるくらいですから、農薬も飛んでくるでしょう。
日本も、他人ごとじゃないですね。

先日、母の庭のバラや公園のツツジなど、雨がふったら、すべて白く変色して一雨にして駄目になるという恐ろしい現象を見ました。
日本国内です。

中国産の強力な大気汚染物質が飛来していたのか、むしろ、国産なのか。
この期に及んで原発を新設しようとしている日本の上層部の環境意識など、信用なりませんからね。
国産の毒物が大気に充満していた可能性も十分にあると思っています。(2017/06/24 10:01)

心配無用。残留農薬の影響を受けながら産まれて育った中国人は残留農薬に耐性が強いスーパー中国人。スーパー中国人同士に出来た子供は多分農薬を食べても立派に育つスーパー中国人2になるでしょう。(2017/06/24 07:20)

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