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独連立政権誕生でEUは統合深化へ

あのドイツがEU連邦主義に傾く舞台裏

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2018年2月9日(金)

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2月7日朝、CDUとSPDは2月4日から続けていた連立協議でようやく合意にこぎ着けた(写真:AP/アフロ)

 ドイツの第2党で中道左派の社会民主党(SPD)は、メルケル独首相が率いる中道右派政党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と大連立政権を組むことについて、賛否を問う党員投票を実施する予定だ。

 筆者の胸の内には、SPDの党員に反対票を投じてほしいと願う気持ちがある。連立政権が今のように長く続いてしまうと、結局は右派強硬派と左派強硬派が勢力を強めることにつながるからだ。

 民主主義の下ではどんな政権であっても、ある程度時間が経つと、対抗する同等の、またはより大きな勢力が生まれてくることを我々は知っている。SPDとCDU・CSUの交渉が成立すれば、ドイツではこの12年で3度目の大連立政権が誕生することになる。だが、そんな事態は(強硬派の台頭につながるので)、早く終わりにするほうがいい。

暫定合意文にある驚くべきEU統合に関する政策

 しかし、筆者は心の中で今回の連立に限っていえば意義があるとして、評価できる面もあると考えている。CDUとSPDは大連立政権樹立に向けて1月中旬、暫定的な合意にこぎ着け、その時の合意内容の文書を発表したが、その文書の欧州連合(EU)の今後に関する政策について記した章の内容が驚くべきものだったからだ。

 両党は、ユーロ圏のマクロ経済を安定させるためにユーロ圏としての財政同盟を作り、加盟国のどこかが財政危機に陥った際に支援する現在の救済基金「欧州安定メカニズム(ESM)」をEUの機関へと移行させるという原則を容認したのである。

コメント1件コメント/レビュー

統合を深化させないとドイツは儲け続けることができないことに気がついたのかもしれない。ドイツが勝ち続ける為には、障壁は無い方が良い。分裂するようなことになれば色々な形で障壁ができ、儲けが減る。但し、救済等の名目で、儲けた分を負け国に還流する必要がある。永遠に一国だけで儲け続けることは不可能である。そこに気がついたのではないか。(2018/02/09 09:18)

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統合を深化させないとドイツは儲け続けることができないことに気がついたのかもしれない。ドイツが勝ち続ける為には、障壁は無い方が良い。分裂するようなことになれば色々な形で障壁ができ、儲けが減る。但し、救済等の名目で、儲けた分を負け国に還流する必要がある。永遠に一国だけで儲け続けることは不可能である。そこに気がついたのではないか。(2018/02/09 09:18)

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