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米最高裁がスポーツ賭博を解禁

1500億ドルの巨大闇市場を奪うのは誰だ?

2018年5月25日(金)

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 5月14日、米最高裁判所が事実上スポーツ賭博を解禁する判断を下しました。以前「米国でスポーツ賭博が合法化される?」でも解説しましたが、ラスベガスなどのイメージから賭博大国の印象が強い米国ですが、これまでスポーツ賭博はごく一部の州を除いて全面的に禁止されていました。

 米国のスポーツ産業の市場規模は4961億ドル(約55兆円、2016年)と推測されていますが、実は少なくともその約3割に当たる約1500億ドル(約16兆5000億円)は違法スポーツ賭博が占めています。違法だけに正確な実態がつかめず、実際はその何倍もの市場があるのではないかとも言われています。

米国におけるスポーツ産業の市場構成(単位:億ドル)
(左グラフ)出所:Plunkett Research, American Gaming Association
(右グラフ)出所:American Gaming Association

 今回の最高裁判決により、今まで闇に包まれていた巨大市場が表に出てくる可能性が開けます。今後、スポーツ賭博合法化の判断は各州政府に委ねられることになりますが、この巨大市場の争奪戦が始まることは間違いありません。

 今回のコラムでは、この最高裁判決の内容やそれが生み出す新たな可能性やリスクなどについて整理してみたいと思います。

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「米最高裁がスポーツ賭博を解禁」の著者

鈴木 友也

鈴木 友也(すずき・ともや)

トランスインサイト代表

ニューヨークに拠点を置くスポーツマーケティング会社、「トランスインサイト」代表。一橋大学法学部卒、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)出身。スポーツ経営学修士。中央大学非常勤講師

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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