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ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ

2018年6月22日(金)

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 今回はワールドカップ(W杯)関連の話題を扱うつもりだ。
 というよりも、そうせざるを得ない。

 なぜなら、W杯開幕以来、生活が不規則になっているせいか、W杯以外のことを考えることが難しくなっているからだ。
 こんな状態でサッカー以外のテーマに取り組んでみたところで、どうせろくなことにはならない。

 とりあえず、寝不足ではない。
 どちらかといえば、寝過ぎだ。

 起床と就寝のリズムが乱れているせいなのか、サッカーを見ていない時間は、うとうとしていることが多い。のみならず、横になって本格的に寝る時間も、順調に増え続けている。

 午前中から午後にかけての明るい時間帯の睡眠は、どうしても眠りが浅くなる。それで睡眠時間が増える。

 しかも、夢の醒め際を狙うようにしてかかってくる電話が、眠りの質を悪化させている。結果として、連日12時間近く寝ているにもかかわらず、寝不足の感じが拭えない。この調子でW杯が3カ月も続いたら、私は間違いなく睡眠障害を獲得することになるだろう。悪くするとそのまま抑うつ状態に陥るかもしれない。

 とにかく、決勝戦までのあと3週間ほどの期間を、なんとかアタマを悪くすることで乗り切って行こうと思っている。

 4年に一度、こうやってアタマを悪くする訓練を積むことは、しかしながら、無意味なことではない。明敏に生まれついてしまった人間は、バカになる機会を確保しておかないと、空回りで自滅してしまう。私はそうなってしまった人間を何人か知っている。用心せねばならない。

 日本代表の対コロンビア戦は、うっかり仕事を入れてしまっていたので、リアルタイムでは観戦できなかった。

 当日、帰宅したのは、試合終了に近い時間帯だった。
 ただ、その日は、午後から順次情報遮断を心がけていたので、帰宅して予約録画しておいたゲームを再生する時点では、勝敗を知らずに済んでいた。おかげで、同時視聴の場合と変わらぬ臨場感で試合を楽しむことができた。

 何回か前の当欄で簡単に説明した通り、私は、現代表チームのメンバー構成やチームとしての正当性に疑念を抱いている。

 よりはっきりとしたところを申し上げるなら、私は現代表チームならびに、その選考に当たったJFA(日本サッカー協会)の首脳を信頼していない。

 それゆえ、「サムライブルー」と呼ばれている現代表について、自国の優秀な選手たちで構成されたサッカーチームとして応援する気持ちは抱いているものの、自分たちの本当の代表だとは考えていない。

 理由は、以前書いたことの重複になるが、前監督であったハリルホジッチ氏解任の顛末に納得できていないからだ。また、西野監督に後任を託した理由と経緯について、JFA(日本サッカー協会)ならびに西野監督本人がなにひとつマトモな説明をしていないからでもある。

 こんな筋の通らない組織がデッチあげたデタラメなチームを、自分たちの代表チームとして承認することは不可能だ。
 ただ、それでもチームは動きはじめている。
 そして、W杯が始まり、ホイッスルが吹かれ、選手たちはボールを追いかけている。

 このこと(現実に目の前でサッカーが展開されていること)から目を背けることは、とてもむずかしい。

コメント102件コメント/レビュー

なんだか「努力」を求める理想論が強すぎないですかね?

他人には努力を求めるけど、自分ではどうだろうか?出来るのか?

更に、まだ伸びる余地の在る子供時代なら兎も角、
ピークに差し掛かってい居る人達に、それを求められる?
高校生の桜木君なら、安易に逃げるより努力が正解かもしれない。
しかし、次の大会には参加できるか?という年齢層だったりすると?

コメントの

>現実に屈服して、果てしなく落ちていくうちの国に必要なのは理想、あるべき姿(何を望むか)に近ずく努力をすることです。

他人から見れば間違った理想に向かって努力するのって

無能な働き者、狂信者、であったりして他人を巻き込んではいけない。

それに必要なのはモチベーションや夢や希望でしょう。理想ではない。
そして、それが付いてくるには、結果という餌も必要なのだ。
努力しても報われないと人々は諦めの境地になる。
結果が伴う事も必要なのだ。

努力の無い結果は人を狂わす事もあるが、彼らに十分な努力が無いとは言わせない。

まあ、個人的には、あそこまで露骨でもなく、
隙を伺い、攻撃意思を失わないでいてほしかったがね。(2018/07/05 23:07)

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「ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ」の著者

小田嶋 隆

小田嶋 隆(おだじま・たかし)

コラムニスト

1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

なんだか「努力」を求める理想論が強すぎないですかね?

他人には努力を求めるけど、自分ではどうだろうか?出来るのか?

更に、まだ伸びる余地の在る子供時代なら兎も角、
ピークに差し掛かってい居る人達に、それを求められる?
高校生の桜木君なら、安易に逃げるより努力が正解かもしれない。
しかし、次の大会には参加できるか?という年齢層だったりすると?

コメントの

>現実に屈服して、果てしなく落ちていくうちの国に必要なのは理想、あるべき姿(何を望むか)に近ずく努力をすることです。

他人から見れば間違った理想に向かって努力するのって

無能な働き者、狂信者、であったりして他人を巻き込んではいけない。

それに必要なのはモチベーションや夢や希望でしょう。理想ではない。
そして、それが付いてくるには、結果という餌も必要なのだ。
努力しても報われないと人々は諦めの境地になる。
結果が伴う事も必要なのだ。

努力の無い結果は人を狂わす事もあるが、彼らに十分な努力が無いとは言わせない。

まあ、個人的には、あそこまで露骨でもなく、
隙を伺い、攻撃意思を失わないでいてほしかったがね。(2018/07/05 23:07)

こちらのコメント欄の主旨ではありませんが、前コメントの「大切なのは成功することではなく努力することです」というクーベルタンの発言の出典をご存じの方、教えてください。探してみたけれど、みつかりません。

フランス人との付き合いは相当長いのですが「努力」という言葉は、移民の女性から一度だけ聞いたっきりで、クーベルタンが「努力」と言ったのには驚いています。

どっちでもいいですけれど、クーベルタンは「伯爵」でなく「男爵」だったと記憶しております。(2018/07/04 03:40)

「オリンピックで大切なのは勝つことではなく参加することです。 人生で大切なのは成功することではなく努力することです。 かんじんなのは、勝ったことではなく、よく戦ったことなのです。」

クーベルタン伯爵の言葉ですが、素晴らしいです。この理想があるからオリンピックの価値がある。W杯もフェアプレーを重んじるから価値がある。

「大切なのは成功することではなく努力することです」

「必ずしも努力は報われない」「間違った努力も報われない」「設計主義で理想郷を実現できると考えるのは危険だ」という批判にも対応している。「成功する(努力がむくわれる)」ことではなく、理想に向かい努力することが大切と言っているから。

現実に屈服して、果てしなく落ちていくうちの国に必要なのは理想、あるべき姿(何を望むか)に近ずく努力をすることです。完成はありません。正常バイアスで信じたくないでしょうがポイントオブノーリターンは過ぎています。それでも。

現実は結果が全てです。と現実は理想があるから進歩した。道を渡りたければ右も左も見ましょう。(2018/07/02 20:23)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官