• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

世界的に見て、日本は特殊なマーケット

第289回 ポルシェ 911カレラS【インポーター編・その1】

2015年6月29日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 昨年に続き、今年も香川県は高松市の中心地で開催された「サンポート高松トライアスロン 瀬戸内国際体育祭」に出場して参りました。市庁舎やら国税局やら高等裁判所やらが立ち並ぶ高松市のメーンストリートを駆け抜ける、日本では珍しい文字通りのシティレースであります。

今回で6回目となる「高トラ」。年々運営が洗練されていきます。

 この大会の面白いところはディスクローズにあります。参加選手やボランティアの方々の総数はもちろんのこと、経費に関してもキッチリ開示しているのです。チェックインした際に配布される立派な資料に目を通すと、昨年の事業収支が明示されています。

 1人当たりの大会費用は実に10万998円! トライアスロンの運営にはともかくカネがかかると言われますが、1人当たり10万超とは……。東京のど真ん中を封鎖して行われるあの東京マラソンでさえ、1人当たりのコストは約5万円ですからね。

 トライアスロンはスイム、バイク、ランと3種目のコースを設営するのでカネがかかる上に、参加人数は競技の性質上マラソンほど多くできませんから、どうしても1人当たりのコストは上がってしまう。

 コスト10万超の高トラの参加費は1人2万3000円です。出場する選手は、出るだけで8万円近い“大儲け”という事になります。選手はマジメに走らんとバチが当たります。この巨額の費用を賄うのは、協賛、後援、協力企業(これちょっとずつ違うのです)になるのですが、ナショナルクライアントがドカンと持つのではなく、300もの地元企業が集まって出しているのです。

とはいえドカンと出す企業も必要です。大会実行委員長の灘波博司氏は香川トヨペットの社長さん。このエリアで、なんと水素自動車MIRAIのバックオーダーを20台以上も抱えているそうです。

 さらには一口1000円の個人献金も受け付けていて、これも結構な数字になるのだとか。大会全体に何とも言えぬ“一体感”と”温もり”を感じるのは、こうしたところもあるのでしょう。

しかし私のリザルトは惨憺たるもので、とてもこちらで開示することができません。毎日飲み歩いてばかりだからなぁ……。いや面目ない。

 とまれ、楽しい大会でした。来年も(もう少し練習して)また来ます! 高松のみなさま。よろしくお願いします。

私がこの大会に出るキッカケを作ってくれた大会エヴァンジェリストの梅田智子さん@二児の母。元気な方です。
大会本部用の車両として、MIRAIがスイスイ走っていました。実車は初めて見たのですが、思ったよりも大きく立派なクルマでした。現段階では生産台数は1日3台と聞きますから、デリバリーはいつになることやら。

コメント4件コメント/レビュー

ポルシェは特別というのは、プロのドライバーからも聞かれる話で、きっとそうなんだと思いますが、一つだけ、昔から疑問があります。それは、後ろにエンジンを搭載しているのは、実際に最適なのか、それとも、それが欠点も含めて独特の乗り味につながっているので、愛されているのか、ということです。つまり、仮に、ポルシェがミッドエンジンを全面的に採用して技術の粋をつぎ込めば、911より良い車が出来たりはしないんでしょうか? 何をもって「良い」とするかは問題ですが。(2015/06/29 11:59)

オススメ情報

「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」のバックナンバー

一覧

「世界的に見て、日本は特殊なマーケット」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ポルシェは特別というのは、プロのドライバーからも聞かれる話で、きっとそうなんだと思いますが、一つだけ、昔から疑問があります。それは、後ろにエンジンを搭載しているのは、実際に最適なのか、それとも、それが欠点も含めて独特の乗り味につながっているので、愛されているのか、ということです。つまり、仮に、ポルシェがミッドエンジンを全面的に採用して技術の粋をつぎ込めば、911より良い車が出来たりはしないんでしょうか? 何をもって「良い」とするかは問題ですが。(2015/06/29 11:59)

確かに,一度くらいポルシェの運転をしてみたいかな。   20%の急坂,もっと強烈なのがあります。むしろポルシェジャパンの販売店が近いところです。東京共済病院(中目黒)の西手の方,途中から階段がある,恵比寿に抜ける坂の方が強烈です。途中から階段と言うこともあると思うが,ストリートビューすらありません。まあ,長さで言ったらあっちの方が長いとは思いますけれど。(2015/06/29 11:23)

ヤマグチサンはフェルディナントと言う戦車があったのをご存知だろうか?1942年ポルシェはデザインコンペに参加した。後に第二次大戦中連合軍兵士の恐怖の的となったティーガー戦車の競作である。この時コンペで負けたポルシェは既に90輌分作られていた車台を利用して88mm砲と200mmの装甲を持つ駆逐戦車を作った。これがおそらく世界初のガソリンエンジン発電でモーターを駆動して走る車両である。50両のフェルディナントを有した第656戦車駆逐連隊はクルクスの戦車戦で敵戦車582輌、対戦車砲344門、火砲133門、対戦車銃103丁、航空機3機、装甲偵察車3輌、突撃砲3輌を撃破し、生き残った48両は改装されエレファントとヒトラーから改名され、第二次大戦終結まで数を減らしながらも闘い続けた。つまりポルシェ博士が設計した世界初のガス・エレクトリック戦車は特殊な構造ながら意外なほどの戦果を上げた傑作戦車だったのである。(2015/06/29 09:54)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

大切なのは、リーダーが「下から目線」を持つことです。

四方 修 元マイカル社長