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職場に異変?「オス化」した女たちの逆襲

出世に目覚めた女性は「両性」の良さを併せ持つわけでして…

2018年2月6日(火)

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出世を目指す女性が増えることは頼もしいが、彼女たちに「ジジイ化」だけはしてほしくないと願う……

 「女性社員たちの“オス化”がすごくって、結構、驚いています」──
 某大手企業で部長を務める男性はあきれ顔でこう話し始めた。

 オス化──。
 ふむ。微妙な言い回しである。
 数年前なら躊躇なく使っていたけど、ナニかと過敏なこのご時世、不用意に使って大丈夫な言葉なんだろうか?

 実はつい先日も、私がインタビューした女性が、社内の役員会議で“過敏症候群”(←私が勝手に付けた名前です)とおぼしきやりとりがあったと教えてくれた。

役員A:「“ジジイの壁”は確かにある。でも、“ババアの壁”もあるな」

役員B:「ある、ある」

役員C:「でも、“ババア”はまずいだろう」

役員D:「侮辱的な意味があるからな……」

女性:「男性はジジイって言われても平気なんですか?」

役員一同「別に、何も気にならない」

役員C:「比べるのが変だよ!」

役員一同「(大きくうなづく)」

 このやりとりを教えてくれた女性曰く、
 「女性差別の端っこが垣間見えた気がしました(苦笑)」と。
 「でも、男の子のいるお母さんは、ババアって言われていますよね。それでもうれしそうに世話を焼いてる」と、笑っていた。

 これは拙著『他人をバカにしたがる男たち』の帯に書かれている「職場に社会にはびこるジジイの壁の正体」を見たときのやり取りだそうだ(この会社ではありがたいことに社員教育用にご購入いただいた)。

 ちなみに“ジジイ”とは、
 「変化を嫌い、自分の保身だけを考え、『会社のため』『キミのため』と言いながら、自分のために既得権益にしがみつき、属性で人を判断し、『下』の人には高圧的な態度をとる人びと」のこと。

 ジジイは年配の男性とは限らず、女性にも若者にもジジイはいる。そして、おそらく誰もがジジイ的なものを心の奥底に秘めている(私も含め)。しかしながら、今の日本の職場ヒエラルキーの「上階」が男性で占められているので、“ババア”ではなく“ジジイ”と呼んでいるのだ。

 と、ちょっとばかり脱線してしまったが、要するに良い意味でも悪い意味でも、「女性」にはまるで腫れ物に触るがごとき過敏になっている昨今。“オス化”という表現はやっぱり微妙だ。それでもやはり使います!「メス化する男たち」なんて本もありましたし……。

 というわけで、今回は「オス化する女たち」というテーマで、アレコレ考えてみようと思う。

コメント61件コメント/レビュー

オス化しようがメス化しようが
ジジイになろうがババアになろうが
私は人間としてぴんと背を伸ばして生きていきたい。(2018/02/10 11:30)

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「職場に異変?「オス化」した女たちの逆襲」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

オス化しようがメス化しようが
ジジイになろうがババアになろうが
私は人間としてぴんと背を伸ばして生きていきたい。(2018/02/10 11:30)

ネットにあふれるババア呼びはスルーで、ジジイ呼びにはやたら敏感なんですね。
サラマンダーの話は、女性だけの街に住みたいと呟いただけで、ヒステリックにインフラはどうすんだだの、悪意ある拡大解釈をしたことに対する皮肉なんでは。
女性は、一部男性が期待しているような陰湿な人はばかりではないですよ。残念ですね。(2018/02/10 01:30)

> 当家では逆ですよ。

元のコメントをした者であるが、これは統計を取っていない。そのため前提として、我が家は違うと言われても水掛け論にしかならない話である。だがこうやって反応いただけたように、多くの方の考えるきっかけの一つとなれば幸いだ。

さて、内容については真意が伝わっていないようである。少し考えればわかると思うが、セリフは勿論、責任感の有無と解決方法は無関係だ。また、これは我が子だけでなく、周囲の子供たちを見ていて気付いたことであり、一家族だけの話ではない。それと、女の子とよく遊ぶ男の子は他者に依存する解決法をし始める。逆もまた然りで、他者の影響を受けやすいことも理解しているつもりだ。

そもそも元のコメントは、他者に依存した解決を志向するか否かという能力傾向の話であって、人としての優劣の話ではない。だから「仕事の上では」「本来対立する必要自体が無い」と書いた。偏見の目で見ているというセリフはそのままお返しする。

そしてこれは子供が例であるが、あくまで大人の話をしている。大人に当てはまるという一例として、読者が知っている筆者の話を出した。賢い人は、筆者の主張の多くがこれに該当することに気付くだろう。他にも、嫁姑問題であったり夫の家事を妻が責めるときでも何でも良いが、身近に思い当たるケースがあるかと思う。
とここまで書いて気付いたが、男性目線のため女性には理解し難い内容だったかもしない。少なくとも、ストライキの件を批判的に捉えられない人は「他者に依存した解決」を指す事象が理解できないはずだ。(2018/02/08 21:58)

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