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“お茶くみは女性限定”の会社は潰れちゃうかも

炎上必至でも話さずにいられない重大事実

2017年9月5日(火)

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 今回は「小さいことかもしれないけれど……」というテーマでアレコレ考えてみようと思う。

 と、なんだかまどろっこしいテーマ設定になってしまったのだが、実は先日、アラサーの女性たちと座談会をさせていただく機会があった。そこで「ナマの声はすごい!」と改めて感動するとともに、「こ、これは! 上司たちに伝えなきゃ」というか「これは知っておくべき衝撃の事実だ!」ということがあり、それをテーマにしようと思った次第だ。

 ただ、“衝撃の事実”であることは間違いなのだが、おそらく多くの人たちが

 「そんな小さなことで騒ぎまくるのか?」

 と呆れ、

 「おまえはいつも女性差別、女性差別って騒ぎ立てやがって!」

 と、総攻撃を受けそうなことでして。ええ、かなりの確率で。いや、ほぼ確実に、です。

 しかしながら、これからお話することは「一事が万事」的問題だと、個人的には確信している。

 なので、なるだけ「ナマの声」を正確に伝えつつ、その問題点を普遍的なカタチで考えてみようと思うので、おつき合いいただければ幸いです。

 エクスキューズはこれくらいにして、まずは座談会の説明からしておきましょう。

 参加者は4人。一般企業に正社員として勤める30代で、全員未婚の女性である。

 私が連載をしている日経ウーマンオンライン主催で、「女性の賞味期限」というちょっとばかり意味深なテーマで、自由に普段感じているモヤモヤをざっくばらんに語り合う目的で集まってもらったのだ。

「賞味期限」は何を意味するの?

 なぜ、「女性の賞味期限」というテーマ設定で、座談会を実施したのか?

 ウーマンオンラインでは、読者から毎週相談を募り、それについて私とニケ(私の分身です)が一緒に考えていくという体裁をとっているのだが、2年間にわたる連載の中でもっとも読まれた記事が、「悲鳴をあげる体と『女の賞味期限』」という記事だった。

 30代がボリュームゾーンのウーマンオンラインで、なぜ「賞味期限」というタイトルの記事が読まれたのか?
 その謎を探ろうと座談会参加者を募り、アラサー女性たちのナマの声を2時間びっちり聞かせてもらったというわけ。

 結論からいうと、彼女たちにとっての「賞味期限」とは、「このままでいいのか? いいわけない」というモヤモヤの“記号”だった。

 賞味期限を感じている問題は、大きくわけると3つ。

・結婚できない・しない私と「女の賞味期限」

・一般職30代、迫るキャリアの「賞味期限」どうすれば

・働き続けたい…「体の賞味期限」どう折り合い付ける?

 「結婚・出産」「仕事・キャリア」「体・美容」……、どの内容も「うんうん、私もそうだったよ」というものだった。

 そう。かくいう私の30代も“モヤモヤのるつぼ”で。
 「どこかおかしいのかも」と自分で自分が心配になるほど、不安とモヤモヤに翻弄され続けた。

コメント75件コメント/レビュー

うちの会社の本社は、来客時のお茶出しを女性社員がローテーションでやっています(総合職も含む)。これが女性だけの仕事になっているというのは昔からおかしいと思っていましたがいまだにそもままです。ただし、お茶出しが必要な場合は事前に連絡することとなっています。のどが渇いているときにお茶が出てきたら嬉しいですが、それなら担当者ベースで実施すればよいことでは?と常々感じていました。進んでいる会社では、会議室に小さい冷蔵庫が置いてあって、ペットボトルが常備されています。これでいいんです。
私は総合職の研究開発ですが、入社したばかりの頃に行った取引先で、試験が終わるのが遅くなって先方の従業員が帰宅してしまったため、なぜか他社の人間である私が人数分のコーヒーを淹れさせられました。同じ場所に同期入社で同じ年で同じ職群の男性がいたにもかかわらず。彼には言わない。
「女性がいれてくれるコーヒーは美味しい」だとさ。「来客に何させんだこの会社は」と思いましたが、下っ端だったので黙ってやりましたよ。でもうちの上司も黙ってた。
ちなみに10年前の話です。(2018/09/06 10:59)

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「“お茶くみは女性限定”の会社は潰れちゃうかも」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

うちの会社の本社は、来客時のお茶出しを女性社員がローテーションでやっています(総合職も含む)。これが女性だけの仕事になっているというのは昔からおかしいと思っていましたがいまだにそもままです。ただし、お茶出しが必要な場合は事前に連絡することとなっています。のどが渇いているときにお茶が出てきたら嬉しいですが、それなら担当者ベースで実施すればよいことでは?と常々感じていました。進んでいる会社では、会議室に小さい冷蔵庫が置いてあって、ペットボトルが常備されています。これでいいんです。
私は総合職の研究開発ですが、入社したばかりの頃に行った取引先で、試験が終わるのが遅くなって先方の従業員が帰宅してしまったため、なぜか他社の人間である私が人数分のコーヒーを淹れさせられました。同じ場所に同期入社で同じ年で同じ職群の男性がいたにもかかわらず。彼には言わない。
「女性がいれてくれるコーヒーは美味しい」だとさ。「来客に何させんだこの会社は」と思いましたが、下っ端だったので黙ってやりましたよ。でもうちの上司も黙ってた。
ちなみに10年前の話です。(2018/09/06 10:59)

まさに今の私の悩みと合致する記事です!
私の職場では、掃除やお茶汲み(来客の分だけではなく朝と昼に部署の職員全員分)等の雑用を全て女性職員が行っています。
なんと男子トイレの掃除まで…。
ほかの部署では男女関係無く全員でフロアの掃除、職員の飲み物はセルフ式、男子トイレは男性が掃除しているのに、私の部署では古い妙な慣習が残っていて前記の状態です。
春に今の部署に異動して来て異常さに驚き、上司に「せめて男子トイレの掃除は男性が当番で行ってください」とお願いしたのですが、「男が掃除しても綺麗にならないから」と一蹴されました。
役員に訴えても何も変わらない上、中年女性の中には「掃除は女性がするものだ」という考えの人もいて、現状を変えるのが難しい状況です。
私たち女性は清掃員として雇われているわけではなく、通常の業務も行っているのに、なぜ男性の分も掃除しなくてはいけないのでしょうか!?
机拭きやコーヒーの準備で始業より40分早く出勤していますが、時間外手当など無く、始業時間ギリギリに出勤する男性職員を見て憤りを覚える毎日です。
こんな時代遅れの職場、いまどき有り得ないと思うんですが…。(2017/12/28 13:10)

外資系企業にいることが多かったかもしれませんが、
お茶汲み制度のある会社にいた事はありませんでした。
障害者になってしまった今、事務系の仕事は逆に女性限定の仕事が多くて、
男性はなかなか入社できないんですよね・・・。(2017/10/30 09:22)

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