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河合薫、大いに反省!大学ゼミ発表大会にて

「オトナ」になってしまった自分に、学生たちが"喝"

2016年11月29日(火)

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 先日、神奈川県・金沢八景にある関東学院大学で「第56回 インナー大会」が行われた。私はその審査員を務めさせていただいたのだが、そこで見た学生たちの姿が、あまりにも印象的で。若者の社会を見るまなざしの、鋭さと柔軟さに感動した。

 そこで、今回は“彼らのこと”を書こうと思う。テーマは……なんだろう。挑戦とリアル、未熟さの魅力、若さと老い……。とにかく私自身、大いに反省させられることもあったので、思いのまま書き綴ります。どうかお付き合いください。

 まずは、「インナー大会」の説明から。

 これは日本学生経済ゼミナール関東部会主催の学術大会の通称で、約60年の歴史を持つ。

 「経済・経営・商学を学ぶ学生たちの、ゼミやサークルなどの研究活動発展や活性化を目的に開催されている」と、当該ホームページには記載されている。

 なんて書き方をすると、なんだかエラく小難しくなってしまうのだが、要は、

「学生たちが、学生たちのまなざしで、自分たちが問題だと思うことを考え、その問題をどうにかして解決しよう!と、必死に手と足と頭を使って、一つのカタチを考案し、社会に訴える大会」

と、個人的には解釈している。

 で、第56回目となる今回の大会には、140チームが応募し、予選を勝ち抜いた12チームが本選に出場。その「プレゼンテーション部門」の審査委員を、大学の教授や企業の偉い方たちと共に、僭越にも私が務めさせていただいた、というわけ。

 大会の率直な感想から述べておくと……とにかく面白かった!そして、嬉しかった!と同時に、どうか彼らの一歩でも前に進もうとするピュアな気持ちが、“社会人”になっても失われませんように、と心から願った。

 企業に就職した直後はあんなに明るい表情だったのに、半年後にはどんよりした顔つきになってしまう新人クンたちを幾度となく目の当たりにしていたので、余計にそう思ったのかもしれない。

 いずれにしても最高賞に選ばれ、うれしさのあまりワンワン泣き崩れ、表彰台によろけながら走ってくる学生たちや、悔しさのあまりギュッと口を一文字に結び肩を落とす学生たちの姿は、新鮮だった。

 あんな風に人目をはばからず泣くほど喜んだり、悔し涙を流した記憶が思い出せないほど、オトナになってしまった自分がなんとも可笑しくもあり……。ちょっとばかり、うらやましかった。

 12チームのプレゼンはいずれもすばらしかったのだが、その中で私が特に感動したモノを、二つほど紹介する。

コメント12件コメント/レビュー

今回はコメント数が少ないですね。
【「この現実にどう向き合えばいいのか」と、問題提起だけで終えてしまっていた】
このことがいいか悪いかは人それぞれの考え方で、問題提起は必要だと考えるか、問題提起するなら何か策まで提案しろと考えるか。河合さんの論調は大抵問題提起で終わっていると思いますので、何を今さら反省しているの?という感じです。
それはさておき、学生さんの活力が企業の一員になってからも発揮されることを切に願っています。(2016/12/01 10:41)

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「河合薫、大いに反省!大学ゼミ発表大会にて」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

今回はコメント数が少ないですね。
【「この現実にどう向き合えばいいのか」と、問題提起だけで終えてしまっていた】
このことがいいか悪いかは人それぞれの考え方で、問題提起は必要だと考えるか、問題提起するなら何か策まで提案しろと考えるか。河合さんの論調は大抵問題提起で終わっていると思いますので、何を今さら反省しているの?という感じです。
それはさておき、学生さんの活力が企業の一員になってからも発揮されることを切に願っています。(2016/12/01 10:41)

自分の学生時代はどうだったかな…と、思わず後ろを振り返りたくなる記事でした。若々しく、斬新、社会に出ていない(というと語弊があると思いますが)学生だからこそ、身近な様々に対して、問題提起と身近な解決策を考えられるのかなと思いました。河合さんの仰っていたように、彼らが、「コストがかかる」「失敗したらどうする」「空論で話しても意味がない」と、しょうもないオトナの意見に立ち向かって、負けないで、最後まで駆け抜けられるように心から祈ります。彼らが生きていく時代を、彼らに比べれば老い先短いオトナが、薄汚く踏みにじることだけはないように。(2016/12/01 10:33)

<「新人社員たちが、新人社員たちのまなざしで、自分たちが問題だと思うことを考え、その問題をどうにかして解決しよう!と、必死に手と足と頭を使って、一つのカタチを考案し、会社に訴える大会」>という活動が日本の現場を活発にしていた時代が30年前にはありました。QCサークル活動といいます。この活動はさほど大きな改善を期待せずにむしろ現場のボトムアップ能力育成に効果がありました。この活動がうまく行われた職場では河合さんが心配している<学生たちのエネルギーが、就職した途端に組織の行動原理の中に埋没>する事が少なかったと思います。『河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学』の読者の中にはサークル活動を経て管理職になっている方達も多いと思いますが往時の自分を思い出して、新人社員のまなざしが曇る事の無い様に現在の自分の言動を再点検してみはいかがでしょうか。それが出来れば河合さんの問題提起が無駄で無い事が立証出来るのだと考えます。(2016/11/30 14:20)

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