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前工程改革:イノベーション確率を高める

商品やサービス開発の「前工程」は宝の山

2018年1月22日(月)

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企業の収益性や生産性を高める「つぼ」はどこにある?(写真:nexusplexus/123RF)

企業の収益性や生産性を高めるポイントとは?

 企業の収益性や生産性を高める「つぼ」のようなものは、業種によってかなり異なる。事業が違うと意外なくらい、目配りすべきポイントが違うので、異業種のベストプラクティスは、ヒント、ないし刺激剤としての価値は非常に大きいものの、自社に取り入れる際には、エッセンスをふまえた上で、カスタマイズすることが不可欠だ。

 しかし、さまざまな業種の企業とおつきあいしてきて、「このあたりは、業種を問わず、共通の宝の山だな」と思うポイントもある。代表的なのが、商品・サービス、あるいはビジネスモデルの企画・開発プロセスの前工程だ。

 金融業でも、メーカーでも、大抵の場合、商品・サービスの企画・開発プロセスはある程度、標準化がなされている。

 ある期間をかけて、顧客ベネフィット、商品・サービスのスペック、の大枠が決まってから、その詳細化、マーケティングや販売も含めた戦略構築、生産・物流計画の立案と社内への落とし込み、販売および経費予算の策定、といったステップが続く。

 そして、これらのステップの途中では、節目節目に、顧客の受容性と投資ROIの確認を行うチェックポイントがある。ここをクリアーできない場合は、次のステップに進めない、というルールになっているわけだ。

後半の工程になればなるほど、粛々と進む

 面白いことに、この企画・開発ステップ、後半になればなるほど、やり方が確立していて、粛々と進んでいく。

 後工程からさかのぼってみよう。たとえば、予算の策定なら、どういう基礎データをもとに、どのような目標がたてられ、各部門に一定のストレッチを求めるプロセスは誰と誰が絡み、どう進められるのか。そして、実行後にモニタリングすべきKPI(重要業績評価指標)は何であり、どう定められるのか。

 こういったほぼ最終工程の部分は、複数の部門が関わる事柄だが、見事にコーディネートして進められていく。

 その前の戦略策定あたりになると、きちんとできる企業とそうでない企業の差が結構大きく出てくる。

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「前工程改革:イノベーション確率を高める」の著者

御立 尚資

御立 尚資(みたち・たかし)

BCG シニア・アドバイザー

京都大学文学部卒。米ハーバード大学経営学修士。日本航空を経てボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。BCG日本代表、グローバル経営会議メンバー等を歴任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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