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新陳代謝:新しい経済構造作りの要諦

新規参入を増やすには、退出を増やすことも必要

2017年5月29日(月)

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ニセコひらふスキー場(写真:PIXTA)

国際的なリゾートとなったニセコ

 この3月に、久しぶりにニセコを訪ねる機会があった。ご承知のように、いまや名実ともに国際的なリゾートだ。

 バス停の表示や居酒屋のメニューも、基本的に英語。当初からターゲットとしていたオーストラリアからだけでなく、欧米各国やアジアの富裕層まで幅広く、海外からの顧客がやってきている。交番に配置されているお巡りさんも、2名いればどちらかが英検2級以上相当の英語コミュニケーション力があるのだとか。実際に中心部を歩いているのも、大部分外国人だった。

 さらに、スキー教師として来日したロス・フィンドレーさん以下の継続的な努力で、パウダースノーが売り物の冬だけでなく、カヌー、ラフティング、バイシクル・モトクロスなど、夏場も楽しめる通年型に変身したというのも面白い。

 通年稼働で、海外からの顧客が見込める、ということで、ホテルやショッピングができるお店も新たな参入が続き、ヒラフのメインストリート近辺も数年で見違えるようになっていた。

比較的短期間で大きく変貌できたのは何故か?

 自分が利用しない時には貸し出すという前提の、ある海外旅行者向けコンドミニアム型ホテルも見学させてもらったのだが、これには驚かされた。25室以下のブティックスキーホテルとして、2年連続世界一にランキングされたというこのホテル。最上階の約170平米の部屋には、テラスの露天風呂を含め羊蹄山を目の前に望む風呂がいくつもある。

コメント1件コメント/レビュー

この記事を読んでいて,自分が「抵抗勢力」であることを意識させられた。しかし,なんでも簡単に「新陳代謝」といって切り捨てて,新しいものを入れるというのはどうなのだろうか。ちゃんとマネジメントで来るのだろうか。結局,日本の問題は「マネジメント力」の欠如のような気がする。「日本文化の良さ」の一つは「八百万の神様」よろしくなんでも取り込んでしまう「懐の深さ」(節操のなさともいう)だ。この仕組みでは「取り込んでから出す」が基本だった。それが「取り込みながら出す」という難しい作業に日本は文化的になじめていないのだろう。「日本文化のの良さ」を簡単に捨てられないのは民族のアイデンティティに関わるはずで簡単ではないのだ。
 とはいえ,「マネジメント力」が多分に「個人の資質」に依存しているのも気になる。「出る杭は打たれる」日本社会において,「個人の資質」に依存するのは矛盾だ。社会がますます「動脈硬化」している現状で簡単な打開策などあるのだろうか。「日本文化の良さ」をあきらめるような改革が必要になるということなのだろうか。かなり厳しい「抵抗感」が残るが。(2017/05/29 12:53)

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「新陳代謝:新しい経済構造作りの要諦」の著者

御立 尚資

御立 尚資(みたち・たかし)

BCG シニア・アドバイザー

京都大学文学部卒。米ハーバード大学経営学修士。日本航空を経てボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。BCG日本代表、グローバル経営会議メンバー等を歴任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

この記事を読んでいて,自分が「抵抗勢力」であることを意識させられた。しかし,なんでも簡単に「新陳代謝」といって切り捨てて,新しいものを入れるというのはどうなのだろうか。ちゃんとマネジメントで来るのだろうか。結局,日本の問題は「マネジメント力」の欠如のような気がする。「日本文化の良さ」の一つは「八百万の神様」よろしくなんでも取り込んでしまう「懐の深さ」(節操のなさともいう)だ。この仕組みでは「取り込んでから出す」が基本だった。それが「取り込みながら出す」という難しい作業に日本は文化的になじめていないのだろう。「日本文化のの良さ」を簡単に捨てられないのは民族のアイデンティティに関わるはずで簡単ではないのだ。
 とはいえ,「マネジメント力」が多分に「個人の資質」に依存しているのも気になる。「出る杭は打たれる」日本社会において,「個人の資質」に依存するのは矛盾だ。社会がますます「動脈硬化」している現状で簡単な打開策などあるのだろうか。「日本文化の良さ」をあきらめるような改革が必要になるということなのだろうか。かなり厳しい「抵抗感」が残るが。(2017/05/29 12:53)

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