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嗚呼、「恋愛商法」が煩わしい

お願いですから、巻き込まないでください

2017年5月12日(金)

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私の姉はどうも「貢ぎ体質」のようで、付き合う男のためにお金を使い、そのうち金の切れ目が縁の切れ目となって泣きを見る…。そんなことを繰り返しています。いい加減に目を覚ませと言っているのですが、聞く耳をもってくれません。どうしたものやら…。(30歳男性)

遙から

 最近の流行りらしく、よく食事前に自分の食べるものをスマホのカメラで撮り、送信している人がいる。揃って言うには、「食べるものもチェックされてる」のだそうだ。

 深く聞かなかったが、そういう類の顧客のプライバシーにまで関与するパーソナルトレーナーという存在が、いろんな形で増殖しているらしい。大阪でも、東京でも、そういう知人が何人もいる。

 健康の維持や促進のためにそういう第三者を介在させることは当然あり得ることだし、それで本人が幸福感を得られるのなら誰が口を出す必要があろう。

 知人たちに私は「なぜ?」と聞くことなく、「へー」と眺めてきた。

「証言してほしい」

 ある日、その知人の一人が頼みごとをしてきた。

 「証言をしてほしい。私がどれほどトレーナーをつけてから変わったかを」

 私は「喜んで」と引き受けた。実際その女性はトレーナーをつけてから生活もポジティブになり、体型も変わった。

 ただ、ふと懸念がよぎった。なぜ、私がわざわざその証言とやらをしに他の日に他の場所にまで出向かねばならないのか。

 私のいる業界でよくある「ちょっと宴席用にひと言コメント下さい」なら、私がいる場所にカメラが来てくれる。何かのついでに撮影は行われる。ひと言メッセージなど日常茶飯事だ。

 ただ、わざわざ行く、となるとちょっと変だな、とは思いつつ、ま、いいか、と出向いた。

 頼んできた知人は数十年一緒に仕事をしてきた。それはアウト、という目的のために私を利用しないはず、という期待は、後に見事に裏切られることになる。

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「嗚呼、「恋愛商法」が煩わしい」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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