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生意気女と騙され男、世間が許す者と許さぬ者

選挙の明暗、モヤモヤの先の境目

2017年10月27日(金)

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今回の衆院選挙、遙さんはどこに注目されましたか?(40代女性)

遙から

 今回の衆院選挙、世間を騒がせた方たちの明暗を振り返ってみたい。例えば、世間はどういう女を許し、どういう女を許さないのか。

 気になったのは豊田真由子元議員だった。ああいう上昇志向がハンパなく部下への叱責が容赦なく暴言にまで行くタイプを、世間は結果、許さなかった。

 その得票数は前回選挙の4分の1で、最下位だ。
 惨敗と言える。

 彼女が立候補に再挑戦した時の、自らのあり様の戦略は果たして正しかったのだろうか。テレビで見る彼女の姿は平身低頭の演説風景だった。

 ある番組で共演者が言った。
 「子供が豊田候補に近づいてきて、このハゲ―ッて叫んだんだ。そしたらその子供に対しても、申し訳ありませんと頭を下げてたよ」

 …私は釈然としない。

 彼女には「引っ込んでろ、クソガキ―!」と叫んでほしかったのだ。

 働く女性たちの間では、こういうフレーズが流行っている。あくまで私の周りでだが。

 「私の中の豊田真由子が言うのよ…」。そして、なんらかの放言へと続く。

 少なからぬ働く女性は、大なり小なり心の奥に、理不尽やら不合理やらのあれこれへの怒りのような感情を抱きつつ、同時にそれを笑顔で隠しながら働いている。それは男性も同様だろうが、それでも、怒鳴るオッサンが見慣れた光景なのに比べ、豊田真由子氏のそれは、女性がそれをするか、という意味においてセンセーショナルだった。被害者が受けた傷についてはちょっと置かせていただく。

 そして、私なんかは、心の栓が取れたかのようなある種の爽快感を感じたのも正直なところだ。

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「生意気女と騙され男、世間が許す者と許さぬ者」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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