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潘基文氏、慰安婦問題で「油うなぎ」との批判

韓国は大統領選挙モードに突入

2017年1月18日(水)

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国連事務総長を退任し、韓国に帰国したバン・ギムン氏(写真:Lee Jae-Won/アフロ)

 憲法裁判所で朴槿恵大統領の弾劾審理が続いている最中、韓国は既に次の大統領を誰にすべきなのかで盛り上がっている。

 現在有力な候補は二人。一人は保守派の代表である潘基文(バン・ギムン)前国連事務総長、もう一人は進歩派の代表、ムン・ジェイン前「共に民主党」代表だ。韓国の大統領選挙は毎回、保守派候補と進歩派候補の競争になる。

 ムン氏は2012年末に行われた大統領選挙にも進歩派の代表として出馬し、朴大統領と票を争った。韓国中央選挙管理委員会の報告によると、2012年大統領選挙の得票率は朴氏が51.55%、ムン氏が48.02%だった。シニア層は朴氏を支持、若い層はムン氏を支持する傾向が強かった。

バン前国連事務総長が事実上出馬宣言

 バン氏は、海外メディアから厳しい評価を受けることもあったが、韓国では韓国人初の国連事務総長として尊敬されてきた。その生涯をライターが取材して2007年出版した本『バカのように勉強し、天才のように夢見よう』が青少年必読書になるほどにヒット。生まれ育った忠清北道陰城郡の生家周辺は、自治体が予算を投じて「バン・ギムン平和ランド」として生まれ変わった。バン氏の大統領出馬説が出始めた2016年下半期以降に実施された複数の世論調査を見ると、全国の50代以上が主な支持層である。

 バン氏は国連事務総長の任期を終えて1月12日、韓国に帰国した。当日、仁川空港にバン氏の支持者らが大勢集まり花束を贈呈して名前を連呼。その前でバン氏は出馬宣言とも言える演説をし、記者会見にも応じた。

 演説では、以下のように述べた。
「私は国連事務総長として、人類の平和と弱者の保護、貧しい国の開発、気候変動への対処、男女平等のために10年間一生懸命努力しました。成功した国はなぜ成功できたのか、失敗した国はなぜ失敗したのかを近くで見守りました。指導者の失敗が民生を破たんに追い込むのも見ました」

 「(韓国)経済は活力を失い、社会は不条理と不正で汚れてしまいました。富の格差、理念や世代間の葛藤を終えるべきです。国民の大統合を成し遂げるべきです。これ以上は覇権と既得権を見過ごせません。(韓国)社会の指導者全員に責任があります。これからは責任感、他人への思いやり、犠牲の精神が必要です」

 「多くの方に『大統領になる意志』はあるのかと聞かれました。『大統領になる意志』が『分裂した国を一つに束ねて世界の一流国家にするために努力する』という意味なら、私は明白に覚悟ができていると言えます。一方、『どんな手段を使ってでも政権を手に入れる、権力を手に入れる』のが『大統領になる意志』なら、私にそれはありません。誰が政権を握るのかは重要ではありません。政権交代ではなく政治交代を成し遂げるべきです」

 バン氏が主張する「政治交代」は、2012年の大統領選挙で朴槿恵氏も使っていた表現で、斬新なものとは言えない。それどころか、「既存の政治家とは違う」ことをアピールすべく政党には入らないと強調してきたバン氏が、実はセヌリ党と深い関係にあると思わせる結果になった。

コメント14件コメント/レビュー

国連でさんざん無能ぶりを発揮し中国の戦勝記念日に出席した人が、今度は次期大統領候補の一人とは。他の大統領候補もすごい人たち(もちろん悪い意味ですが)ばかりのようなので、この国の将来は真っ暗と思えます。
韓国を見る限り、政治家にも、メディアにも、国民にも冷静で論理的にものごとを考える人たちがいないようです。いたとしても言論弾圧されていたりして。まあ、これまでのこの国と国民の言動と行動を見る限り、情念だけがこの国と国民の判断基準ということのように思えます。これって、国家運営上の致命的欠陥です。
このままだと、米韓同盟もなくなり、日本からの資本も引き上げられ、将来、きっと韓国という国はなくなり中国朝鮮省または南朝鮮省となるのでしょうね。無論、その際には日本政府には朝鮮半島には決して関わらないことを望みます。半島からの難民の受け入れ禁止も含めて。(2017/01/19 09:29)

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「潘基文氏、慰安婦問題で「油うなぎ」との批判」の著者

趙 章恩

趙 章恩(ちょう・ちゃんうん)

ITジャーナリスト

研究者、ジャーナリスト。小学校~高校まで東京で育つ。ソウルの梨花女子大学卒業。東京大学学際情報学府博士課程に在学。日経新聞「ネット時評」、日経パソコン「Korea on the web」などを連載。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

国連でさんざん無能ぶりを発揮し中国の戦勝記念日に出席した人が、今度は次期大統領候補の一人とは。他の大統領候補もすごい人たち(もちろん悪い意味ですが)ばかりのようなので、この国の将来は真っ暗と思えます。
韓国を見る限り、政治家にも、メディアにも、国民にも冷静で論理的にものごとを考える人たちがいないようです。いたとしても言論弾圧されていたりして。まあ、これまでのこの国と国民の言動と行動を見る限り、情念だけがこの国と国民の判断基準ということのように思えます。これって、国家運営上の致命的欠陥です。
このままだと、米韓同盟もなくなり、日本からの資本も引き上げられ、将来、きっと韓国という国はなくなり中国朝鮮省または南朝鮮省となるのでしょうね。無論、その際には日本政府には朝鮮半島には決して関わらないことを望みます。半島からの難民の受け入れ禁止も含めて。(2017/01/19 09:29)

パンくんは、一度見送って、次の次に大統領になればいいと思う。
初めてかなりまともな国際感覚を持った大統領が登場することになるんじゃないかね。(2017/01/18 20:53)

 潘氏とは(まだ)直接関係ないですが、歴代韓国大統領は全員と言っていいほどが末路哀れです。正直、呆れかえっています。これを改善、修正しようと言う世論、メディアの良い意味での圧力はないのでしょうか。
また「油うなぎ」ではないですが、大半のメディアの書き方自体が常に揺れる世論に迎合しており、一貫性がないとは言えませんか。
日本の総理大臣も偉そうなことを言える人たちばかりではないですし、マスコミもすぐに報道自主規制してしまうんで困ったものですが、、(2017/01/18 19:58)

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