• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

エアレースの王者室屋氏が語る福島と航空の未来

「福島・浜通りに巨大滑走路を!」

2018年12月4日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本の航空の未来を考えるにあたって、是非とも話を聞きたい人がいた。エアロバティック・パイロットの室屋義秀氏だ。

 エアロバティック、すなわち曲技飛行競技のパイロットを志し、渡米して航空免許を取得。指定のコースを飛行してタイムを競う航空レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に参戦して、2017年には年間を通じた世界チャンピオンの座を獲得した。

 レッドブル・エアレースは、自動車のF1グランプリのように、年間を通じて世界を転戦し、操縦技術とスピードを競う競技だ。日本人パイロットのチャンピオン獲得は、室屋氏が初めて。スカイスポーツの世界的ヒーローとなったといっていいだろう。

 その室屋氏は訓練の拠点を、福島県福島市にあるふくしまスカイパークに置いている。

 今年10月、ふくしまスカイパークに新たな建物が落成した。室屋氏が自身の活動のために設立した航空マーケティング会社、「パスファインダー」の建屋だ。航空機の展示場としての機能も持つ。

 氏はここ数年、記者会見のたびに「福島における航空振興」について語ってきた。ヒーローは新たな拠点を得て、福島で何をしようとしているのか。

(編注:日本の航空関係の歴史と現状についての関連記事として「『飛べないMRJ』から考える日本の航空産業史」をご一読いただければ幸いです。特に「自作飛行機のコミケ? 米国『オシコシ』に絶句」は是非)

ふくしまスカイパークに完成した、新たな航空機展示場。室屋氏の日本における拠点となる。
室屋義秀(むろや・よしひで)
1973年生まれ。中央大学入学と共に航空部に入部。エアロバティックのパイロットとなって世界曲技飛行選手権の日本代表などを経験。2003年にはNPO法人ふくしま飛行協会の設立に参画。2009年と10年にレッドブル・エアレースに参戦。同レースの一時中断を経て、2014年のレース再開から2018年までは連続参戦し、2017年には世界チャンピオンのタイトルを獲得。

メディアは「航空機展示場」と書いていますが、これは室屋さんの訓練のための新たな拠点でもありますね。

室屋:そうです。隣のふくしま飛行協会の航空機展示場から引っ越してきたばかりです。

まず伺いたいのは、室屋さんはなぜ日本に「わざわざ」ホームベースを置くのか、ということです。日本の航空をめぐる状況は必ずしも良好とは言えません。環境も社会制度もアメリカのほうがはるかに整っています。それでも日本の、ここ福島に拠点を置く理由はどこにあるのでしょうか。

コメント4件コメント/レビュー

(2018/12/04 22:23)のコメントに賛同する

>道路交通法に「交通の安全と円滑を図り」とあっても「円滑」は忘れ去っている。

ふんわりアクセルとか、ハイビームの過剰推奨などエゴドライブそのもの
同じ交通インフラキャパシティにおける効率的・円滑運用においては
適度な加速に速度制限一律で取り締まる等なんとも。

許す物と許さない物との匙加減が下手糞というかねえ。(2018/12/05 23:07)

オススメ情報

「宇宙開発の新潮流」のバックナンバー

一覧

「エアレースの王者室屋氏が語る福島と航空の未来」の著者

松浦 晋也

松浦 晋也(まつうら・しんや)

ノンフィクション作家

科学技術ジャーナリスト。宇宙開発、コンピューター・通信、交通論などの分野で取材・執筆活動を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

(2018/12/04 22:23)のコメントに賛同する

>道路交通法に「交通の安全と円滑を図り」とあっても「円滑」は忘れ去っている。

ふんわりアクセルとか、ハイビームの過剰推奨などエゴドライブそのもの
同じ交通インフラキャパシティにおける効率的・円滑運用においては
適度な加速に速度制限一律で取り締まる等なんとも。

許す物と許さない物との匙加減が下手糞というかねえ。(2018/12/05 23:07)

航空行政に限らずだが,日本の報道は自分の意見を強く言い過ぎる傾向があると思う。社説として自社の意見を表明するのは大いにやってほしいが,単に事実報道だけすればいいものまで,しかもあたかも自分が正義であり,世論を代表しているかのようであるのはいただけない。エアレースがxxに与える云々よりも,高校スポーツ(部活動)のほうが余程,青少年に悪影響がある。

「使いやすい制度を作る」については,地上の交通行政に日米の差が大きく出ている。米国では歩行者を優先しつつも,自動車が円滑に流れるような規制や道路の作りが多いが,日本の場合は「止める,遅くする」が優先されている。曰く「安全のため。」道路交通法に「交通の安全と円滑を図り」とあっても「円滑」は忘れ去っている。行政だけではなく,報道もその片棒担ぎをやっている。航空行政も同様である。

ところで,福島県であるが,あの地震があるまでは,栃木県那須・塩原あたりから福島県白河あたりまでが,首都移転の第一候補地だった。中通り地方と浜通り地方との差はあれど,100km圏内に航空宇宙港の候補地があったということでもある。某議事録を読むと,あの地震の数年前から原発に対する津波の影響を調査検討し始めており,数年後には対策予算が付いていただろうと予想された。あと数年~十年ほど地震発生が遅ければと思う。

「日本の旗を掲げる以上は、日本に拠点を置きたいと思ったんです。」その心意気にたるや天晴れ,かつ感謝する。(2018/12/04 22:23)

エアレースのチャンピオンという実力者が語る話だけに重さが違うと感じました。(2018/12/04 14:39)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

影響力がある方々の発信力や突破力につないで実現にこぎ着けるほうが多かった。

保岡 興治 元法相、自民党憲法改正推進本部特別顧問