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女優・范冰冰に脱税疑惑? 芸能ゴシップを深読み

軍部関与もささやかれる「陰陽契約」の実態

2018年6月13日(水)

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脱税疑惑が持ち上がった人気女優の范冰冰(写真:AP/アフロ)

 中国で最も美しいといわれる人気女優・范冰冰(ファン・ビンビン)の脱税疑惑が思わぬ方向に広がるかもしれない。単なる美人女優のスキャンダルでなく、これも権力闘争、しかも軍部がらみとなると気になるではないか。今回は芸能ゴシップを深読みしてみたい。

 范冰冰は山東省出身、1981年生まれで、女優、歌手と多方面で活躍している。日本では日中合作映画「墨攻」に出演したことで知られ、サントリー・ウーロン茶のCMでも親しまれるようになった。最近では主演を務めた映画「わたしは潘金蓮じゃない」(馮小剛監督、2016)で、サン・セバスチャン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。カンヌ国際映画祭のレッドカーペットの常連でもあり、昨年はコンペティション部門の審査委員に選ばれて話題になった。

 范の婚約者の李晨は、知名度はかなり劣るが人気の中国人俳優で、昨年の彼女の36回目の誕生日に正式にプロポーズ。このとき、李晨が愛の証に贈った范冰冰そっくりの人形が、マリーナ・ビチコバという世界的に有名な人形師に特注したものでお値段30万ドル、というのも話題となった。

 そんな大人気女優の范冰冰だが、黒い噂が一つあった。元国家副主席で2017年までは中央規律検査委員会書記として反腐敗キャンペーンの陣頭指揮をとっていた王岐山の愛人であったという噂だ。この噂の出元は、米国に逃亡した巨額汚職容疑で国際指名手配中の実業家・郭文貴だ。ただ、郭文貴がインターネットを通じて流すこうした情報の多くが共産党指導者たちの動揺や疑心暗鬼を狙ったガセ情報という見方も強いし、私もあまり信じていない。

コメント9件コメント/レビュー

習近平と軍部がどれだけ仲悪くても、結局、領土拡大では一致してるわけですよね。 武力を避けるか、使いたいか、の手段の違いだけで。

どちらが主導権を握ろうと、日本を始めとした関係国は対抗策を講じる以外にないですね。

その時、南北朝鮮の旗色が明らかになるんでしょう。 もしかすると旗が1つになるキッカケを作ってしまうかも。(2018/06/15 13:58)

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「女優・范冰冰に脱税疑惑? 芸能ゴシップを深読み」の著者

福島 香織

福島 香織(ふくしま・かおり)

ジャーナリスト

大阪大学文学部卒業後産経新聞に入社。上海・復旦大学で語学留学を経て2001年に香港、2002~08年に北京で産経新聞特派員として取材活動に従事。2009年に産経新聞を退社後フリーに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

習近平と軍部がどれだけ仲悪くても、結局、領土拡大では一致してるわけですよね。 武力を避けるか、使いたいか、の手段の違いだけで。

どちらが主導権を握ろうと、日本を始めとした関係国は対抗策を講じる以外にないですね。

その時、南北朝鮮の旗色が明らかになるんでしょう。 もしかすると旗が1つになるキッカケを作ってしまうかも。(2018/06/15 13:58)

『習近平激怒』という表現を見ると、矢張り彼は『沈着冷静な政治家』と言うよりは『今皇帝』なのだと思う。自分の意にそぐわない出来事には感情をむき出しにして怒る、或いは怒っている事を関係者に知らしめる。国家主席の三選禁止も取り外して『終身国家主席』であり共産党中央委員会総書記と中国共産党中央軍事委員会主席も死ぬまで居座り続けるか、自分が退いた後も十分な影響力を残す積もりだろう。江沢民も嫌な政治家だったが、習近平はそれ以上に酷い、中国にとっては最悪の政治家になった。胡錦濤政権末期に『次期リーダー候補』の一人として紹介された時からずっと『中国史上最悪の指導者』と感じているが、最近は益々その意を強くしている。中国の友人知人の事を思い出す度に、彼等は現在は影でも習近平の批評は控えているだろうと思うと、暗澹とせざるを得ない。(2018/06/14 10:34)

> そもそも中国映画の名作には解放軍礼賛のプロパガンダ映画が多い。
共産党政府になってから、文革が終わるまでは、八一電影製片廠のような人民解放軍の映画スタジオによる作品がメインであったが、それらが「名作」というのかということについては疑問だ。
その後、中国国外でも有名な陳凱歌、張芸謀、馮小剛、田壮壮といった監督の作品に「多い」というほどのプロパガンダ映画があるとも思えない。中国の映画には清朝以前の時代劇も多く、その場合は人民解放軍の出番はない。

> さて范冰冰は、この華誼映画の看板女優である。
2007年に、華誼との契約が満了し「范冰冰工作室」というプロダクションを立ち上げ、他の所属タレントのマネジメントや映画の製作を行っている。華誼以外の作品にも多く出演をしているので、現在「看板女優」というのには無理があるのではないか。

「華誼兄弟」のビジネスが順調なのは、軍人脈がバックにあるからかも知れないが、記事にあるコメディ映画「手機」、中国での北海道旅行ブームのきっかけとなったやはりコメディ映画「狙った恋の落とし方」、香川照之が出演をした「鬼が来た」などを制作しており、基本的にはエンターテイメント性の高い作品が多いと言える。(2018/06/13 20:30)

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