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「心地良いなら、どんな手段でやってもいい」

興味ない人も巻き込む「グリーン新職業」

  • 津久井 悠太

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2018年7月9日(月)

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 「花や緑、のどかな風景が好きだ。植物や自然に関わる仕事がしたい」

 そんな“自然志向”の人々は、読者のなかにも少なくないだろう。そんなとき素朴に選択肢に挙がる職業は、花屋、庭師、農家、林業家、猟師など。どの仕事も社会的に広く知られてはいるが、IoTを活用する農家など一部の例を除けば、社会の変化や科学技術のトレンドからは取り残されているように見える。

 しかし実は、こういった分野にも、近年になって存在感を増しつつある職業がある。屋内空間に緑を導入する「植物空間デザイナー」や、生態学などの知見を活かして地域計画を主導する「ランドスケープアーキテクト」といった、空間づくりを手がける仕事だ。カギを握るのは、植物や自然がことさら好きというわけでない人までも巻き込む“説得力”だ。

植物の専門家とデザイナーがタッグを組む

 「コンセプトは、“公園のような心地良さ”をつくること。そこを外れなければ、何をどういう手段でやってもいい」

 そう語るのは、parkERs(パーカーズ)の児玉絵実氏。parkERsは、生花店「青山フラワーマーケット」などを運営するパーク・コーポレーション(東京・港)の事業部門のひとつで、生きた植物を使ってオフィスや店舗を設計する、いわば「植物空間デザイナー」のチームだ。

 植物の専門家と空間デザイナーがタッグを組んで仕事に取り組むのがparkERsの特徴。植物の専門家(プランツコーディネーター)は植物の種類や育成方法に詳しく、植物性素材などの知識もカバーする。一方の空間デザイナーは美術や建築設計などの経験を活かし、空間が人に与える体験を計画していく。

 「植物空間デザイナー」は、いわば既存の仕事の掛け合わせから生まれた新職業だ。それぞれが考えをぶつけ合い、補い合うことによって、単独では不可能な仕事でも達成できる。得意分野の異なるメンバーを様々に掛け合わせることで、仕事の幅を広げられるのも利点だ。

様々な工夫を凝らして植物を活用したparkERsのオフィス。水も重要な要素だ(写真:吉成大輔)

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