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「メタボ検診」が、糖質制限を広めた?

健康意識は「国策」で高まってきた

  • 水野 孝彦

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2016年11月30日(水)

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 今年に入ってから、ネット上では4月にトンカツ店で衣をすべてはがして残し、カツだけを食べたお客の話が話題になった。9月には寿司店でしゃりを残す女性が少なからず存在することが話題になった。さらに9月末から10月上旬にはピザの具だけを食べてピザ生地を残すのはマナー違反かどうかまでネット上で議論されていた。

 日経ビジネス2016年11月7日号では特集「糖質制限パニック」を担当したが、こうした話題が度々、ネット上で関心を集めること自体が、多くの消費者にとって糖質制限が無視できない存在感を持っている証拠だろう。

 その渦中で、いち早く動いた企業の1つがラーメンチェーン店「舎鈴」を展開する松富士(東京都千代田区、竹田和重社長)。ラーメン店だが、麺を豚肉とタマネギ、モヤシに変更できる「つけ肉」を一部店舗で今年8月から提供し、ネット上でも話題を集めた。現在25ある全店舗での取り扱いを目指している。

 「舎鈴」のケースは糖質制限対応の成功事例だが、実は多くの飲食店にとって健康を重視したメニューに力を入れることは簡単なことではない。

「舎鈴」の「つけ肉」。290円の追加料金を支払うと、麺を豚肉200gとタマネギ・モヤシ100gに変更できる

 まず、通常のお客向けとは別に、糖質制限などを行う健康志向の強いお客のための新たなメニューを開発することは、慢性的な人手不足に悩む中小飲食店の現場にとって大きな負担になる。また、糖質制限を実践している消費者が必要とするメニューは単価の高いハレの日の食事ではなく、週に何回も食べられる日常食であることも問題だ。「カネ払いの良い消費者は首都圏の一部に限られる。地方では日常食に1000円を超える値付けは難しい」と外食業界のベテランコンサルタント、FBAの石田義昭代表は指摘する。

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