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イスラエル人に「ネマワシ」を教え込む

KYそっくりの「フツパー」との接し方

2018年12月4日(火)

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 日本とのビジネスが近年盛り上がりを見せつつあるイスラエル。IoT、AI(人工知能)、サイバーセキュリティーなどの技術力の高さに惹かれる日本企業は多いが、空気を読まずに直言をするその国民性に戸惑うこともある。

 イスラエルでのビジネスの支援会社、ジャコーレ(東京・渋谷)を立ち上げた平戸慎太郎CEO(最高経営責任者)は「よく言えば素直で裏表がない。最初の壁さえ乗り越えられれば、強い信頼関係が築ける」と強調する。

 日本貿易振興機構によると、日本企業からイスラエルへの投資額は右肩上がり。特に2017年は田辺三菱製薬による大型買収があったため、16年の6倍近い1299億円に跳ね上がった。人口が同程度のオーストリアと比べると、約4倍の投資額になっている。

日本企業の投資額(たて軸=億円、横軸=年)

 15年の安倍晋三首相の訪問を契機として、日本のビジネスパーソンがイスラエルを訪れる機会は増えてきた。イスラエルは人材育成やスタートアップ支援などによって国を挙げITに力を注いでいる。IoT、AI、自動運転、サイバーセキュリティーなど成長性の大きい分野での技術シーズの開発が得意で、生産技術などビジネスの拡大に強みのある日本とは補完関係を築きやすいといえる。しかし、関係者によると両国の国民性は水と油だ。

 違いを象徴するヘブライ語が「フツパー」だ。ざっくり言うと「地位に関係なく直言する人」を指し、現地ではガッツや勇気を褒め称える意味で使われることもある。それでも記者がイスラエルを訪れた際、日本からの現地駐在員の多くは「日本語では『KY(=空気が読めない)』がもっとも近い」と語っていたのが印象的だった。

 先日記者が訪れた、イスラエルとのビジネスに関するトークイベントでも、この国民性の解説に多くの時間が充てられた。登壇したのはジャコーレの平戸CEO、そして国内では極めて珍しい、イスラエル企業から買収を受けた日本企業、アドイノベーション(東京・目黒)の石森博光社長だ。

ジャコーレの平戸CEO(左)とアドイノベーションの石森社長

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「イスラエル人に「ネマワシ」を教え込む」の著者

寺岡 篤志

寺岡 篤志(てらおか・あつし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞で社会部、東日本大震災の専任担当などを経て2016年4月から日経ビジネス記者。自動車、化学などが担当分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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