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これまでの常識が覆された2016年

「若者・バカ者・よそ者」が社会や企業を活性化する

2016年12月6日(火)

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米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利をおさめた後、勝利を喜ぶトランプ氏支持の若い女性。掲げたカードや帽子には「MAKE AMERICA GREAT AGAIN!(偉大なアメリカを取り戻す)」の文字。(写真:ロイター/アフロ)

「クォリティー・ペーパー」はもう信用しない

 今年も残りあと1カ月を切るところまで来たわけだが、2016年という年はこれまでの常識が覆される年になったと痛感している。マーケットに身を置くエコノミストとして26年以上も働き続けてきた筆者にとり、英国民投票でのEU離脱派勝利や米大統領選挙でのトランプ候補当選は、実に衝撃的だった。

 事前の予想が外れてしまったことよりもはるかにショックだったのは、世論調査の結果があてにならなかったこと、そして、今の米国では国民のかなり多くが、「ワシントンポスト」や「ニューヨークタイムズ」といった質が高いとされてきた新聞(クォリティー・ペーパー)を含め、既存の大手メディアによる報道を信用していないという事実が露呈したことである。

本当の考えを把握するのが難しくなった

 世論調査による実態に即した人々の意見の吸い上げが、スマートフォン・携帯電話の普及により、技術的に困難になっている面がある。さらに、「隠れトランプ支持派」は「人前でトランプ支持だと言うのが恥ずかしい」といった理由から、世論調査では本当の自分の意見を言わなかったのだという。

 既存メディアを信用していない人々の中には、そうしたメディアが実施する世論調査への回答を拒否したケースもあっただろう。そうなると当然、世論調査の結果にはバイアスが生じる(なお、例外的に「ロサンゼルスタイムズ」と南カリフォルニア大学の合同調査だけは、それらの難点を克服してトランプ候補の優位を予測し続けたという)。

 トランプ氏は上記のような状況変化を適切に読み取って、自らに批判的な既存メディアの報道内容・報道姿勢を攻撃し続けた。そして、そうしたメディアが実施した世論調査で自分に不利な数字が出続けても、いっこうに意に介さなかった。

 これに対し、敗れたクリントン氏は、州ごとの選挙人獲得予想数を含む情勢調査で自らが有利であることをそのまま信用して行動した。選挙戦終盤で民主党上院議員の応援にも力を注ぐなど、陣営の戦略にも緩みが出てしまった。

コメント6件コメント/レビュー

北海道の高校生を甲子園へと導いた監督についての本を読み、書かれていた町おこしの理論に共感するのはどうぞご勝手に、と思いますが、それを日本経済の生き残り策に当てはめて論じようとするのはちょっと無理がありませんか。中高生が読書感想文に書いているというなら違和感なく受け止めますが、大手証券のチーフエコノミストがオンラインマガジンの連載で滔々と論じるのを目にすると、それこそ日本経済の先行き絶望しそうな気になってしまいます。それこそ上野氏は「若者・バカ者・よそ者」のいずれにも該当なさらないと思いますので、そろそろ表舞台から身を引かれてはいかがでしょう。(2016/12/07 11:14)

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「これまでの常識が覆された2016年」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

北海道の高校生を甲子園へと導いた監督についての本を読み、書かれていた町おこしの理論に共感するのはどうぞご勝手に、と思いますが、それを日本経済の生き残り策に当てはめて論じようとするのはちょっと無理がありませんか。中高生が読書感想文に書いているというなら違和感なく受け止めますが、大手証券のチーフエコノミストがオンラインマガジンの連載で滔々と論じるのを目にすると、それこそ日本経済の先行き絶望しそうな気になってしまいます。それこそ上野氏は「若者・バカ者・よそ者」のいずれにも該当なさらないと思いますので、そろそろ表舞台から身を引かれてはいかがでしょう。(2016/12/07 11:14)

分析で何を言いたいのか分かりませんでしたが、結論に至っては支離滅裂もいいところですね。
既存のマスコミの凋落を謳いたいのか、世論調査が当てにならないことを嘆きたいのか、新しいメディアの登場を叩きたいのか・・・
世界中でアンチグローバリズムの台頭に気が付く人々も増えてきたにも関わらず、相変わらずマ世界中で否定されているグローバリズムを持ち上げる姿を見て、それを信用しろというのは少し無理な相談でしょう。
そういえば上野さんが大好きなドイツで、難民収容施設でボランティアに勤しんでいた欧州委員会高官の娘さんが、難民にレイプされて殺害されるという痛ましい事件が起きましたが、私の知る限り日本でこの報道を行ったマスコミは今のところ存在しないようですね。
結局、ポリティカルコネクトネスを賞賛し、その結果生じたこのような問題をとりあげない・・・そのようなことの積み重ねがマスコミへの不信の要因であることにまずは気が付くべきでしょう。
そして、「生産性の向上」という、実際に戦後(だけではないが)日本が経験してきた成功事例や体験を否定し、"「若者・バカ者・よそ者」が社会や企業を活性化する"という具体性に欠けた、漠然としたコンセプトを、掲げていることに気が付かないあたりが愚かしいのですよ。
あまりに低レベルなので今回はコメントを控えようと思いましたが、日課なので。【あん肝】(2016/12/07 00:31)

前段と結論のつながりが強引。腑に落ちなかった。(2016/12/06 10:38)

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