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医者選び、「専門医」はどれほど重視すべき?

第26回 分かりにくい資格の仕組みを解説

2018年3月19日(月)

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 こんにちは、総合南東北病院外科医長の中山祐次郎です。3月も半ばになりましたが、私の住む福島県郡山市ではまだまだ冷たい風が吹いております。去年の今ごろはわたくし、福島県の第一原子力発電所近くの高野病院におりました。あちらは「浜通り」と呼ばれるエリアで、郡山市や福島市のある「中通り」よりは常に2~3度気温が高いのです。こちらよりは暖かかったなあ、と思い出します。

 先日は京都へ行って参りました。4月から住む家を探すためでして、試しに福島から飛行機で行ってみたのです。自宅→福島空港→伊丹空港→京都駅と、だいたい4時間くらい。新幹線乗り継ぎでも5時間かからないくらいですから、あまり飛行機のメリットはありませんね。新幹線の方がずっと同じところに座っていられるので仕事がはかどるのと、料金も半額以下でした(飛行機は空いておらずプレミアムクラスだったのもありますが)。

福島空港から伊丹まで、たった75分のフライトでした
上空からみた見知らぬ街。ここにも人々の暮らしが無数にあり、人生があると思うと胸がいっぱいになります

 不動産屋さんを巡り、無事4月からの家も決まりました。場所はなんと京都大学から徒歩1分くらいのごくごく近い場所。今出川というところで、鴨川にも歩いて5分くらいの距離でした。これから学問をするにあたり、逍遥する場所が近くにあるというのはとても魅力です。近くにはこんなラーメン屋さんもありました。

美味しそうなラーメン屋「今出川」。近所にあって助かりました
「今出川ブラック」と言うそうです。ブラックはもともと富山ブラックが元祖で、いつか消化器外科学会で行った時に食べました。めちゃくちゃしょっぱかった記憶があります

 さて、今回は「医者選び」というテーマでお話ししたいと思います。

医者の肩書にある「専門医」って?

 医者には、医師免許の他に「専門医」という資格があります。病院のホームページを見ると、医師の肩書のところに「○○専門医」と書いてあるのが分かるでしょう。私が勤める病院のホームページには、私の名前とともに

  • 外科専門医
  • 消化器外科専門医

などと書いてあります。

 医師以外の方には、この専門医という資格がどれほど信頼に値するものなのか、分かりづらいと思います。そこで、かなりリアルな実情を書いてみました。なお、医者同士であっても他の科の専門医資格はあまりどんなものか分かりません。

コメント3件コメント/レビュー

「まんべんなく色んな手術に参加する必要」とあるが、都合よく全ての患者がそろうのか疑問になった。
誰もが通る道とはいえ、新米医師の執刀される側は、気になるところではある。
大学病院の患者は、新卒医師の練習台(?)になっているという噂は本当なのだろうか。(2018/03/19 11:10)

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「医者選び、「専門医」はどれほど重視すべき?」の著者

中山 祐次郎

中山 祐次郎(なかやま・ゆうじろう)

外科医

1980年生まれ。聖光学院高等学校を卒業後、2浪を経て、鹿児島大学医学部医学科を卒業。その後、都立駒込病院外科初期・後期研修医を修了。2017年2~3月は福島県広野町の高野病院院長、現在は郡山市の総合南東北病院で外科医長として勤務。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「まんべんなく色んな手術に参加する必要」とあるが、都合よく全ての患者がそろうのか疑問になった。
誰もが通る道とはいえ、新米医師の執刀される側は、気になるところではある。
大学病院の患者は、新卒医師の練習台(?)になっているという噂は本当なのだろうか。(2018/03/19 11:10)

医師も大学の専門科の医局に入局するか、入局せずに市中の総合病院に勤務医として経験を積んでいくか、はたまた家業を継ぐなど開業医となるかによって専門分野と関わる度合いが大きく異なるのではないでしょうか。それにノーベル賞の山中教授のように整形外科医から再生医療に転向して大きな業績を上げた方もいて専門医の位置付けは大きく変わるのかもしれませんね。(2018/03/19 10:59)

僕は泌尿器科医で、専門医制度発足前のスタートです。ストレート研修と人手不足で、32歳のころ泌尿器に関する手術は殆どなんでも出来たし、同時に後輩の指導や先輩の後始末も出来ました。しかしストレート研修だけに、心臓甲状腺頭頸部呼吸器など、覗いたことはあってもサワル機会もありません。今は多科ローテション研修で他科の手術に参加は可能です。しかし自科で一人前になるのは30代後半です。しかも眼や触覚は40台後半から衰えます。私は50歳で下手になった自分を見て、メスを置きました。専門医制度を複雑にして経験の広がりを持たせる意義も分からないではないですが(五目芸者化)、後半期の衰えを考えると残酷です。(2018/03/19 08:57)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官