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10年前にトロい奴は、10年経ってもトロかった…

2017年2月2日(木)

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10年ぶりに連絡を寄こした「トロい奴」

 今回は、10年ぶりに接触をした男性との間に生じた問題を通じて、職場での生き方を考えます。

 私は毎年暮れに、数百人にメールを送ります。何らかの形で接点をもった人たちです。「1年間、お世話になりました」という意味を込めた挨拶です。昨年暮れに送信したのは、500人前後。返信があったのが、50人ほど。

 その中に、意外な男性がいたのです。10年前に、本をつくる仕事を一緒にした編集者です。その後の10年間は、一切、接点がありませんでした。男性は当時、編集者としての経験が10数年あったにも関わらず、その仕事ぶりは要領を得ませんでした。上司である部長が、私に言っていました。

 「あいつは、トロい奴でしょう?大学を卒業し、記者になろうとして、新聞社の試験に落ちた。そんな不満を時折、まき散らす。俺は、本当は新聞記者になることができた、と。

 みんなからは、“早く辞めて、新聞社へ行けよ”と陰で言われている。だけど、なかなか辞めない。あいつは足元を見失っている。編集者としてするべき、目の前の仕事ができない」

 この言葉だけで正確に判断することはできませんが、少なくとも、男性が仕事の要領を心得ていないことは間違いない、と私も思っていました。

 10年後の今年、10年ぶりに男性と仕事をしたのです。彼のメールの返信に「本のまとめが遅れています。助けてもらえませんか」と書かれてありました。気の毒に思い、年明け早々に仕事を請け負ったのです。

 10年前にトロかった奴は、10年経ってもトロいままでした。相変わらず、「新卒時に記者になることができた」とはるか前のことを話します。「周りにいる編集者とは自分は違うんだ」と言わんばかりです。10年経っても、仕事においては大きな進歩がなかったようです。やはり、要領を得ないのです。

コメント10件コメント/レビュー

他人事ながら、自分に仕事を持ってくる編集者への不平不満を書き連ねるというのが仕事になっている、この筆者の置かれた矛盾する環境が危ぶまれますね。
あまりこういうコラムばかり書いていると、そのうちほとんどの編集者から干されませんか?
そんな私は、そうそう簡単に他人のことを「キモい」だの「トロい」だのレッテル貼りはしないようにしています。
情けは人のためならず、ですね。
それでも今の仕事には誇りを持ってやっているので、どうぞお構いなく。(2017/02/06 18:54)

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「10年前にトロい奴は、10年経ってもトロかった…」の著者

吉田 典史

吉田 典史(よしだ・のりふみ)

ジャーナリスト・記者・ライター

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年以降、フリーランスに。特に人事・労務の観点から企業を取材し、記事や本を書く。一方で、事件・事故など社会分野の取材を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

他人事ながら、自分に仕事を持ってくる編集者への不平不満を書き連ねるというのが仕事になっている、この筆者の置かれた矛盾する環境が危ぶまれますね。
あまりこういうコラムばかり書いていると、そのうちほとんどの編集者から干されませんか?
そんな私は、そうそう簡単に他人のことを「キモい」だの「トロい」だのレッテル貼りはしないようにしています。
情けは人のためならず、ですね。
それでも今の仕事には誇りを持ってやっているので、どうぞお構いなく。(2017/02/06 18:54)

相変わらずの吉田節炸裂で面白かったです!

弱みは強み。弱みがあることは痛いほどわかっているのですが・・・
わたしにはまだ実感できておりません。
年齢が重なることを待とうと思います。(2017/02/02 21:10)

吉田さん確かにあなたは少し変だ、でも割合面白いよ。いき抜け!(2017/02/02 19:31)

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