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オバマ大統領ができるのにしなかった3つのこと

2017年2月1日(水)

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 1月20日、トランプ米新政権が発足した。トランプ氏にばかり目が向けられるが、この日はオバマ政権が終了する日でもあった。オバマ政権は、米国の歴史においてどのような意味を持つのか。オバマ大統領は何を成し遂げようとし、何を実現したのか。そして、何を成すことができなかったのか。オバマ政権を総括することで、トランプ政権を評価するものさしも見えてくる。

 外交官として、防衛大学校の教授として、米国の動向をウォッチしてきた孫崎享氏に聞いた。

(聞き手は森 永輔)

プラハでの「核なき世界」演説に臨むオバマ大統領(左)もミシェル夫人(写真:ロイター/アフロ)

オバマ氏の施政8年間を採点すると何点でしょう。

孫崎:私の点は辛いですよ。49点といったところです。

孫崎享(まごさき・うける)
1943年生まれ。1966年東京大学を中退し外務省に入省。駐ウズベキスタン、国際情報局長、イラン大使を歴任。その後、防衛大学校教授を務める。著書に『日米同盟の正体』『情報と外交』など

え、50点に満たないとは相当低いですね。

孫崎:オバマ氏が掲げた理想は素晴らしかった。しかし、実現したものは多くありません。中には、実現する術があったにもかかわらず、それを実行しなかったものもあります。

それは何ですか。

孫崎:3つ、挙げられます。1つは「核なき世界」に向けて一歩を進めることができたのに、しなかった。

アサド政権の打倒を最優先した過ち

日本を含む米国の同盟国は、米国の核の傘の下で安全を保っている面があります。さらに、核軍縮交渉はロシアや中国など、相手があってのこと。米国が一方的に核軍縮を進めるわけにはいかないのでは。

孫崎:それは、そうです。しかし「核を保有しない国に対して核攻撃はしない」と宣言することはできたでしょう。ノーベル平和賞まで受賞したのですから。

 2つ目は中東からの撤兵です。イラクからの撤兵を実現しましたが、まだ5000人近い兵士が残っています。公約した通り、徹底的な撤兵をするべきでした。

コメント5件コメント/レビュー

いまだに「軍産複合体ガー」と言うのはちょっといただけませんね。(2017/02/02 11:16)

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「オバマ大統領ができるのにしなかった3つのこと」の著者

森 永輔

森 永輔(もり・えいすけ)

日経ビジネス副編集長

早稲田大学を卒業し、日経BP社に入社。コンピュータ雑誌で記者を務める。2008年から米国に留学し安全保障を学ぶ。国際政策の修士。帰国後、日経ビジネス副編集長。外交と安全保障の分野をカバー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

いまだに「軍産複合体ガー」と言うのはちょっといただけませんね。(2017/02/02 11:16)

中国かぶれのマゴザキ氏にオバマのことを聞く愚。(2017/02/01 20:48)

オバマは神輿でしょう。黒人などの支持を得るための「飾り」です。
理想的な幻想で国民を惑わすプロパガンダーで、アメリカのゲッペルスです。(2017/02/01 11:26)

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