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IT化で重要度が増すリーダーシップ、何故か?

2018年12月6日(木)

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 11月27日の衆院法務委員会、その後の衆院本会議で、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案が可決されました。法相などが受け入れについて「数値として上限を設けることは考えていない」と発言するなど詳細は未定ですが、今よりも多くの外国人労働者が来日することになりそうです。

 本コラムでもAI(人工知能)に労働力として取って代わられないような対策をお伝えしてきましたが、コンピューターではできない人間がすべき作業が、日本人よりも単価の安い外国人労働者に仕事が流れることが予想されます。定年後に再雇用された非正規社員の待遇について、正規社員との賃金格差を事実上容認する最高裁判決が出たことも、将来の不安を増幅させる要因の一つとなります。

 現在、企業業績は悪くない業況ですが、アリとキリギリスの童話の話を持ち出すまでもなく、良い時に来たる冬の時代の支度をしておくのが、身の安全の確保に最適なのは言うまでもありません。

身近な対策は「読書」。華僑が知る意外なメリットとは?

 まず身近なところですべきことは読書です。お金持ちの代名詞となっているやり手の華僑たちは、コミュニケーションを円滑にするための読書を怠りません。

 「善言を与うるは布帛(ふはく)よりも暖かなり」

 『荀子』の言葉です。意味としては、良い言葉を教えてもらうことは、上等な布に包まれるよりも嬉しく暖かな気持ちになる、でいいでしょう。

 読書のメリットはたくさんありますが、華僑的読書メリットはあまり知られていません。それは「愚痴を言わなくなる」というメリットです。読書をするとなぜ、愚痴を言わなくなるのでしょうか? その答えは単純で、ボキャブラリーが増えるからです。

 例えば、上司に新規事業の提案をしたが、却下されたとします。いわゆる「ボキャ貧」の人は、提案の内容を他の言葉や事例に言い換えたり、次に繋がる言葉や話の展開を変える言葉を見つけたりすることができません。言葉のキャッチボールがすぐに終わってしまうので、不完全燃焼の場面が増えてしまいます。その結果、終業後の赤提灯で同僚相手に愚痴ることになるわけです。そのうえ愚痴も「ボキャ貧」ですから聞いている方も嫌になってしまい、自分の評価を下げる負のスパイラルに入ってしまうのです。

 一方、ボキャブラリーが豊富な人は、状況に応じて相手が返しやすいような言葉や予想をいい意味で裏切る言葉を選び、キャッチボールをつなぎながら話の流れを作ることができます。それで主張が通らなかったとしても、上司から納得のいくレスポンスを得ることができますので、気分も下がらず、次の機会へ繋いでいくことができるようになります。

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「IT化で重要度が増すリーダーシップ、何故か?」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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