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経産省若手が“炎上”ペーパーの批判に答える

シルバー民主主義って、選挙したら若いほうが負ける

2017年6月9日(金)

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 「『昭和の人生すごろく』のコンプリート率は、大幅に下がっている」「2度目の見逃し三振はもう許されない」──。

 経済産業省の若手官僚が日本社会の課題についてまとめた文書が話題を呼んでいる。今年5月、審議会の一資料として公表された「不安な個人、立ちすくむ国家」と題したペーパーだ。役所の文書らしくない表現や内容が並ぶ資料が公表されると、じわじわとインターネット上で話題になった。

 「わかりやすい」「危機感が伝わる」など肯定的な意見の一方で「具体的な政策に落とし込んだ結論がない」「抽象的過ぎる」などの批判もある。報告書作成に参加した若手官僚に批判をぶつけた。

ペーパーの概要

 全65ページ。経産相の諮問機関で産業構造の改善や民間の経済活力の向上などに関する調査・審議を行う「産業構造審議会」の5月18日の会合に提出された。経産省の20、30代の若手で作るプロジェクトチーム(PT)がまとめた。

 文書は大きく(1)液状化する社会と不安な個人(2)政府は個人の人生の選択を支えられているか?(3)我々はどうすればいいか?の3章で構成。日本社会の現状と課題をPTの視点でストーリー化した。

一資料がネット上で話題に

話題になりましたね。

上田圭一郎氏(33歳、大臣官房秘書課課長補佐):資料そのものが出回るということ自体、なかなかないので驚いています。役所らしくない表現と、いろいろなテーマを並べているので、見た人に何かしらひっかかるものがあったのかなと。組織として意思決定したわけではなく、役所の我々の世代とネットを見ている人たちが思ったより近いことを考えていて、それがかみ合ったのかなと思っています。

どういう経緯で作られたペーパーなのですか。

上田:昨年8月ごろ、「中長期の政策課題を考えたい若手」の募集が省内であり、応募しました。所属部署で仕事をしていると、「来年どうしよう」などと短期的になってしまう。それでは世の中がよくなっているかどうかわからないという問題意識がありました。

高木聡氏(32歳、大臣官房総務課課長補佐):入省したときから中長期の課題には興味がありました。ここまで広がりをもって議論することはこれまでできず、ある種、省を超えてこの国がどうしていくべきか、というのをゼロベースで議論してみたかった。

コメント50件コメント/レビュー

コメントを読むと、日本は終わっているね。
日本が経済成長しないという刷り込みが、ここまで強いとは?
高齢者が優遇、公務員が優遇とか言っても、単に不満解消で、日本経済に何のメリットもない。
なぜそう思い込むか?
ゼロサム社会が当然という洗脳にかかっているからだ。
特に30代までは、デフレしか知らないから、デフレが当然だと思い込んでいる。
デフレは異常で、解消せねばならないことだ。
デフレを解消し、経済成長をすることが緊急の目的であり、国民の中で足を引っ張り合うことではない。
日本人の道徳心も地に落ちたね。(2017/06/13 13:01)

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「経産省若手が“炎上”ペーパーの批判に答える」の著者

庄司 容子

庄司 容子(しょうじ・ようこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社に入社し、社会部、横浜支局を経て企業報道部へ。化学、医療、精密業界、環境などを担当。2017年4月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

コメントを読むと、日本は終わっているね。
日本が経済成長しないという刷り込みが、ここまで強いとは?
高齢者が優遇、公務員が優遇とか言っても、単に不満解消で、日本経済に何のメリットもない。
なぜそう思い込むか?
ゼロサム社会が当然という洗脳にかかっているからだ。
特に30代までは、デフレしか知らないから、デフレが当然だと思い込んでいる。
デフレは異常で、解消せねばならないことだ。
デフレを解消し、経済成長をすることが緊急の目的であり、国民の中で足を引っ張り合うことではない。
日本人の道徳心も地に落ちたね。(2017/06/13 13:01)

ペーパーに対して、当然のごとく賛否両論ある様だが、いまさらではあっても、例え学生のレポートを想起する内容ではあっても、若手官僚がやっと真面目に考えて発信し始めたことを評価したい。
個人的意見を云わせてもらえば、
(1) 憲法改正し選挙権は納税者に限るものとする。
(2) 経産省はAI+ロボット技術を世の中へ応用する政策に注力する。

(1)により時間はかかるが最終的に少子高齢化の問題は解決していく。
(2)によりベーシックインカムの実現と共に、経済の継続的発展も実現できる。
あとは、(1)と(2)の効果が出るのと、日本が老齢化かつ多重負債で消滅するのとの時間の勝負だ。もちろん、AI+ロボットに人間が支配されてしまうリスクもあるが。(2017/06/12 12:23)

こういう動きがあることは素晴らしい。
ただ、そもそも政策を考えるのは政治家の仕事だから、官僚にやらせている政治家を批判すべきかもしれない。(2017/06/12 05:43)

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