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忙しくても心が満たされる生き方、できますか

辺境の医師・吉岡秀人氏が明かす信念を貫く生き方(後編)

2018年12月4日(火)

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 アパレル業界の常識を根底から覆すものづくりに挑戦するブランド「ファクトリエ」。店舗なし、セールなし、生産工場を公開、価格は工場に決めてもらう——。これまでのアパレル業界のタブーを破って、日本のものづくりを根底から変えようとしている。つくる人、売る人、買う人の誰もが、「語りたくなる」ようなメイド・イン・ジャパンの新しいものづくりを目指すファクトリエ。本連載では、同ブランド代表の山田敏夫氏が、思いのあるものづくりを実践している人々に話を聞く。

 連載3回目に登場するのは、医師の吉岡秀人氏。吉岡氏は、1990年代からミャンマーやカンボジアなどの貧困国で無償の医療活動を続け、国際緊急救援も手がける国際医療のプロフェッショナル。ファクトリエの扱う衣料とは、漢字違いの医療に携わる吉岡氏。だが吉岡氏も山田氏もそれぞれの業界で常識破りの挑戦を続けている。吉岡医師に挑戦を続けるという生き方について話を聞いた。今回はその後編。

(構成/宮本恵理子)

吉岡秀人(よしおか・ひでと)氏、医師/特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問(写真右側)
1965年大阪府生まれ。大分大学医学部卒業後、大阪、神奈川の救急病院などに勤務する。1995年よりミャンマーで医療活動を開始。岡山病院小児外科、川崎医科大学小児外科講師を経て、2004年に国際医療ボランティア団体として特定非営利活動法人ジャパンハートを設立。貧困地域での無償医療活動のほか、障がい者自立支援活動や養護施設の運営、現地での医療従事者育成事業などを行う。東日本大震災では、500人あまりを派遣しての緊急医療支援活動を行った。著書に『救う力』(廣済堂出版)など。(取材日/2018年5月17日、写真/竹井俊晴)
山田敏夫氏の「ファクトリエ」の歩みをまとめた『ものがたりのあるものづくり

山田氏(以下、山田):吉岡医師は、“イリョウ違い”で衣料のプロジェクトを始めているそうですね。

吉岡医師(以下、吉岡):そうなんです。きっかけは、医療従事者を派遣する活動で、鹿児島県の奄美大島からの要請を通じて、関わり始めたことです。

 「医療」が先細っているということは、奄美大島という地元経済の「幹」そのものが細っているということです。つまり、医療だけを発展させるのは無理で、産業や観光を含む奄美大島全体のパワーを底上げする働きかけが必須だと感じました。

 そんな中で、奄美大島独自の力を宿せるものは何かと突き詰めて考えました。

 そこで軸となり得るものとして見えてきたのが、「大島紬」だったのです。

 僕は衣料のことは門外漢ですから、分かる人たちに声をかけて、大島紬の復興のための活動を始めることにしました。

 奄美大島独自の特産品で、島そのものの魅力を高めていくことが、島全体の発展につながり、やがては優秀な医師や看護師を呼び込み、医療が発展すると考えています。

山田:医療の活動だけでも多忙を極めるはずなのに、さらに活動を広げていくというのは頭が下がります。

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「忙しくても心が満たされる生き方、できますか」の著者

山田 敏夫

山田 敏夫(やまだ・としお)

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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