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社員が LGBTをカミングアウトしたら?

何から始めるべきか? LGBT対応のステップ

2018年10月11日(木)

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(写真:PIXTA)

 経営課題としてLGBTに取り組むことのメリットを理解したら、次は具体的な施策への落としこみについて確認しよう。LGBT対応のステップには、唯一絶対の正解があるわけではない。いろいろな企業のこれまでの事例を踏まえて、比較的進めやすい流れを紹介するので参考にしてほしい。

《STEP1》経営課題としての認識をキーパーソンと共有する

 企業がLGBTの課題に取り組むきっかけは様々だ。その一つとして、社員からのカミングアウトを受けて、必要に迫られて始めたという企業も少なくない。

 たとえば、下記のようなケースがある。

  • 転勤を命じた社員に実は同性のパートナーがいて、家族として同伴したいと相談があった
  • 男性として働いている社員から、女性として働くために性別の移行を進めていきたいとカミングアウトがあった

 このようにカミングアウトがあった場合には、具体的な課題として可視化するので、対応に取りかかりやすい。だが(前回も紹介したように)、職場でカミングアウトしているLGBTの割合は4.3%(博報堂DYホールディングス、LGBT総合研究所「職場や学校など環境に関する意識行動実態」)ときわめて低い。そのため、社員のカミングアウトを待ってから対応しようというのでは、遅れてしまうことが多い。

 そこで、社員のカミングアウトのような直接的なきっかけがない場合には、LGBTをとりまく課題について「知る機会」を設けることがまず大切だ。その際には、LGBT対応を進めるにあたってキーパーソンとなる人事・ダイバーシティ担当者や人事担当役員、経営層など、できるだけ多くの人を巻きこむ工夫をしてほしい。

 具体的には下記のような機会やリソースを、低コストあるいはコストゼロで活用できる。

  • 社外の、LGBT当事者や専門家が講師を務める研修会やセミナー、シンポジウムへの参加
  • 無償でインターネット公開されている動画の研修素材「虹ステーション」の活用(特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ作成)
  • LGBTのパレードや映画祭など、LGBTコミュニティの大きなイベントへの参加

 その上で、社内でLGBTの講演会や研修会、セミナーなどを開催すると、さらに課題を多くのメンバーと共有できる。

コメント3件コメント/レビュー

「SOGI」という単語は初めて聞きました。
連合作成のパンフレットは、非常に参考になりました。
労働者側の考え方がよくわかりました。

一方で雇用者側である日経団連や商工会議所などは、
セイテキマイノリティーへの人権配慮に対して、
なんらかの方針を出しているのでしょうか?

法務省、厚生労働省は?
色々気になります。(2018/10/12 17:08)

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「社員が LGBTをカミングアウトしたら?」の著者

増原 裕子

増原 裕子(ますはら・ひろこ)

LGBTアクティビスト/コンサルタント。株式会社トロワ・クルール代表取締役。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「SOGI」という単語は初めて聞きました。
連合作成のパンフレットは、非常に参考になりました。
労働者側の考え方がよくわかりました。

一方で雇用者側である日経団連や商工会議所などは、
セイテキマイノリティーへの人権配慮に対して、
なんらかの方針を出しているのでしょうか?

法務省、厚生労働省は?
色々気になります。(2018/10/12 17:08)

会社企業がLGBTの課題に取り組むための処方箋が書かれていて非常に参考になる。しかし記事の内容とは直接関係ないことで恐縮だが疑問がある。そもそもLGBTへの理解や支援については、主としてマスコミや政党が主張し国民を啓発してきた。杉田水脈氏の新潮45への寄稿とその後の関連記事を巡って杉田氏や他の論客や新潮45を猛烈にバッシングしたり、それを機に社会運動的な機運を盛り上げているのもマスコミと政治(TV局・新聞社・雑誌社・ウェブサイト・共産党・立憲民主党など)だ。だとすれば、これらの組織や団体は遅れた国民を啓発し杉田水脈氏をバッシングするだけの資格があるのだから、一般会社企業に率先して、LGBTがカミングアウトしやすく快適に働ける環境を既に整備してるハズだし、さすれば自らの組織のLGBTへの取り組みにおける先駆性をPRすればよい宣伝にもなる。しかしオカシイな。そんな話を全く聞かないしLGBTの国会議員やその立候補者の存在も聞いたことがない。さて先日、障碍者雇用の促進を指導している官庁が、障碍者を規定より少なく雇用したあげく人数を胡麻化していたというふざけたニュースがあった。同じ臭いがするではないか。(2018/10/12 06:23)

一言・・・面倒です。
こんなもの(と言ったら失礼ですが)に経営資源を投入するなら、従業員全員が幸せになれる方策に経営資源を投入したいです。新しいコーヒーマシンを購入するとか(笑)
LGBTだからと言って差別することは許されませんが、取り立てて保護したり、その為に何しらの施策を行うことは逆差別に繋がるものであると認識すべきです。
パワハラの問題への対策や、介護や子育てを行っている社員に対する負担とは大幅に異なるものでしょう・・・「アライ」なんて自己顕示欲の塊ようなものであり、そもそもLGBTの社員がそんなことを望んでいるとも思えません。
この様なことを言い出すから、杉田水脈論文のような発言が出るのです。
もう一度言いますが、LGBTだからと言って差別することは許されませんが、取り立てて保護するべきものでもないです。(2018/10/11 12:40)

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