• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

8分の1に縮小の有田焼、超成熟市場にどう臨む?

全盛期のまま残った工場にゴミは積もり……

2018年11月6日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

静かな有田の町並み

 日本の美しい景色や魅力的な文化は、その地域にある伝統産業が作り出していることが少なくありません。もし、伝統産業がすたれてしまえばその分、地域の魅力は地域からなくなります。それだけでなく、その地で働く人がいなくなれば街の過疎化も進むでしょう。それはユニークな観光資源も失うことにもつながります。

 私は数年前まで、長野県の軽井沢町発祥で宿泊施設を全国で運営する星野リゾートで広報業務やブランドの立ち上げに携わってきました。星野リゾートはホテルと同時に旅館を多数手がけており、ここでの仕事を通じて「日本の和」について、マーケティングの経験を積みました。また、星野リゾートでの仕事を通じて、「日本の魅力は地域にある」という確信を持つようになってもいました。

 同社を離れた私は現在、マーケッターとしての自分の知識や経験を伝統産業に生かせないかと考え、各地を歩き回っています。

400年の歴史を持ち、知名度は高い

 「有田焼のブランディングをやりませんか?」。そんな誘いを受けたのは2014年初夏のことでした。

 声をかけていただいたのは、地域のモノづくりの継承と発展のために全国で活動されている東京在住の経営者。佐賀県の有⽥焼400年プロジェクトの一つを担っており、私の役割はプロジェクトリーダーとしてデザイナーや生産管理のプロと窯元のブランディングを行い、随時、この経営者の指導を仰ぎながら佐賀県に報告するという仕事です。

 佐賀県の有田町周辺を産地とする有田焼は、日本で最も知られる焼物の一つといっていいでしょう。400年を超える伝統を持ち、品質の高さには定評があります。

有田は日本有数の磁器の産地

 伝統工芸は各地で苦戦が伝えられますが、それでも「さすがに有田焼ほど知名度が高ければ、大丈夫だろう」と思う人がいるかもしれません。実は私もそう思っていました。

 星野リゾートが軽井沢から全国展開に踏み出したのに対し、有田焼は日本有数の磁器の産地であり、既に全国的なブランドになっています。知名度は高く当初は正直なところ、「ブランディングと言っても、すべきことは限られていそう。月に1~2回、1泊2泊で有田に通う程度で進めていけばいいか」くらいに思っていました。

 しかし、そんな考えは現地を訪問して1日目にあっさり崩れました。

コメント5件コメント/レビュー

尻切れトンボ、残尿感のある文章ですね。続編があるのでしょうか。工場の整理整頓をすれば、伝統産業が復活するなんてことではないと思われます。それとも、コンサルの中身は明かせないのでこのようなあいまいな、題目と中身の不一致を生んでいるのでしょうか。60の齢を超えると、こんな小職でも自然と日本の伝統産業に興味を抱くようになり、その衰退、特に後継者不在の現実に敗北感を感じていますが、それを生んでいるのは、まぎれもなく私たちの価値観・ライフスタイルの変化です。有田焼は、恐らくある時期もっとも進歩した生産方式を生み出したにも関わらず、今に繋げることができなかった。その原因と今後をも少し掘り下げていただきたいと感じる一人です。(2018/11/07 23:22)

オススメ情報

「実践マーケティング×伝統工芸」のバックナンバー

一覧

「8分の1に縮小の有田焼、超成熟市場にどう臨む?」の著者

南雲 朋美

南雲 朋美(なぐも・ともみ)

地域コンサルタント

星野リゾートで広報・ブランディングの責任者を約8年間務め、温泉旅館「界」ブランドの立ち上げなどを行う。同社退職後も、外部委託として新規案件のプロデューサー。慶応義塾大学と首都大学東京で非常勤講師

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

尻切れトンボ、残尿感のある文章ですね。続編があるのでしょうか。工場の整理整頓をすれば、伝統産業が復活するなんてことではないと思われます。それとも、コンサルの中身は明かせないのでこのようなあいまいな、題目と中身の不一致を生んでいるのでしょうか。60の齢を超えると、こんな小職でも自然と日本の伝統産業に興味を抱くようになり、その衰退、特に後継者不在の現実に敗北感を感じていますが、それを生んでいるのは、まぎれもなく私たちの価値観・ライフスタイルの変化です。有田焼は、恐らくある時期もっとも進歩した生産方式を生み出したにも関わらず、今に繋げることができなかった。その原因と今後をも少し掘り下げていただきたいと感じる一人です。(2018/11/07 23:22)

整理整頓とか5Sとかは製造業の基本中の基本だけど、それが出来たからといって市場規模が1/8になった業種が復活できるとは思えないんだけど?

ブランディングの手法とかも話してくれないものですかね?それとも連載になるの?(2018/11/06 20:38)

両親を看取り3年前に実家を処分した時に、押し入れからいくつもの有田焼の食器のセットが出てきました。母が有田焼のファンでデパートの頒布会の会員になって買い揃えたものでした。
その手付かずの名品も、結局二束三文で処分しました。と言うのも、これを我が家に持ち帰っても食生活のスタイルに合わず場所を取るだけになるから。どうも洋食に合うとは思えません。
有田焼は独特の技法やデザイン、色使いを特徴としていますが、プロダクトアウトの考えから抜け出せなければ再興はならないような気がします。(2018/11/06 13:43)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

影響力がある方々の発信力や突破力につないで実現にこぎ着けるほうが多かった。

保岡 興治 元法相、自民党憲法改正推進本部特別顧問