• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「ポスト安倍」は辞任のタイミング次第

安倍政権の終焉が近づいている

2018年4月20日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

森友・加計問題で安倍首相の責任追及の声が高まっている(写真:ロイター/アフロ)

 安倍晋三首相が責任を取るべき時が迫っている。

 その理由は例えば、4月4日にNHKで報じられた森友学園への国有地売却についての「口裏合わせ」だ。国有地がおよそ8億円の値引きされた根拠である「ごみの撤去」だが、財務省理財局が学園側に虚偽の説明を求めたという。

 2017年2月20日に理財局の職員が同学園に「トラック何千台も使ってごみを撤去したと説明して欲しい」と要求した。つまり、ごみの存在は嘘であり、「8億円の値下げ」が前提となっていたといえる。

 では、なぜ8億円を値下げしなければならなかったのか。理財局にとっては、値下げに対するメリットは何もない。となると、理財局より上の立場、特に政治家からの圧力があったと考えざるを得ない。

 誰がどのような圧力をかけたのか。今、それが大きな謎になっている。

 この重大な謎を解明する責任は、安倍首相にある。しかし、安倍首相はその責任を取ろうとは全く考えていないようだ。

 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題では、柳瀬唯夫・首相秘書官(当時)が愛媛県の職員らと面会した際に「首相案件」と語ったと文書に残されていた問題がクローズアップされた。

 この文書には、2015年4月2日に愛媛県の職員が首相官邸で柳瀬氏に面会したと書かれているという。しかし、柳瀬氏はこの問題が報じられた4月10日に「記憶の限り会っていない」と説明している。

 愛媛県の中村時広知事は、柳瀬氏と愛媛県の職員との面会の事実を認め、柳瀬氏に対して「丁寧に正直に言ってほしい」と述べている。4月13日には、この面会時の文書は農林水産省内にあったと発表された。

 一連の流れを見ると、世の中の人々は「柳瀬氏は嘘つきだ」と思わざるを得ない。

 なぜ、柳瀬氏が嘘をついたかと言えば、面会の事実を認めるということは、安倍首相が関わっていると認めることになるからだろう。

 安倍首相は2017年2月に国会で、「もし、森友学園の土地売買で自分や妻が関わっていれば、総理大臣も国会議員も辞める」と発言した。これは森友学園についての発言だったが、加計学園であっても同じである。安倍首相は、同様に責任を取らざるを得ないだろう。

コメント5件コメント/レビュー

自民党内の人望を考えても石破さんではなく岸田さんでしょうが、事態を引き延ばすと万が一があるので、安倍さんも麻生さんも決断すべき時でしょうね。
大嫌いな石破さんに油揚げさらわれるよりは岸田さんに譲った方がましと考えましょう。(2018/04/20 12:09)

オススメ情報

「田原総一朗の政財界「ここだけの話」」のバックナンバー

一覧

「「ポスト安倍」は辞任のタイミング次第」の著者

田原 総一朗

田原 総一朗(たはら・そういちろう)

ジャーナリスト

1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」等のキャスターを務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

自民党内の人望を考えても石破さんではなく岸田さんでしょうが、事態を引き延ばすと万が一があるので、安倍さんも麻生さんも決断すべき時でしょうね。
大嫌いな石破さんに油揚げさらわれるよりは岸田さんに譲った方がましと考えましょう。(2018/04/20 12:09)

私は田原さんのご意見をいつも貴重だと思って拝読しているものです。今回はいつもより決めつけが強い気がしますが、安倍首相に何らかの責任がある可能性が高まってきているのはわかります。ただ、それで安倍首相が辞めるべき話なのかがわかりません。本来安倍首相の脇が甘い程度の話が、自分が関与していたら辞める発言で政局になったと、以前田原さん自身が本コラムでも書いていらっしゃいました。つまり、仮に安倍首相の関与があったとしても、それは法律を犯すようなものではないということであり、本来謝罪で済む話ではないでしょうか。昨今の歴代首相と比較すれば、確かに安倍首相は実績を残しているように理解しています。法律を何か犯していないのであれば、実績重視の判断をすべき時だと感じています。(2018/04/20 11:22)

一部の安倍マンセー支持者を除くと、他に選択肢がないとという非常に消極的な支持勢力が長い間支えてきた安倍政権が、巨悪とも思えないようなことで躓いて政権を退くという状況は、まさに今の日本の政界の象徴している。この先、政権維持なのか、首相交代なのか、どちらにしても行く先は暗い。(2018/04/20 09:02)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

妥当な内容の商品ばかりが並んでも、 お客様は喜んでくれない。

大倉 忠司 鳥貴族社長