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だらしない野党と消えた反・非主流派の行方

厳しさ増す日米の通商問題

2018年4月27日(金)

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セクハラ疑惑などで、国会は空転が続いている

 先日、野党の立憲民主党の枝野幸男氏、自由党の小沢一郎氏と会う機会があった。

 僕の見たところ、自民党の非主流派、反主流派にも増して、今の野党はだらしない。そもそも、どの野党も政権を本気で奪取しようという構想を持っていない状況だ。

 そんな野党の弱体化は国民にもよく見えている。森友・加計問題、セクハラ問題、不祥事がこれでもかと重なっているにもかかわらず、安倍政権の支持率はもうそれほど落ちていない。その理由の一端は間違いなく野党にある。

 僕は長い間、野党に対してまったく興味がなかった。実際、少し前までかつて自民党から出た総理大臣は、野党から反発を受けて辞任することはなかった。

 その代わり、ずっと追ってきたのは、自民党の内側だ。

 自民党内にはかつて主流派のほか、非主流派、反主流派が確かにいた。そして、時の首相は野党ではなく、非主流派、反主流派らとの争いに負けて、交替を迫られてきた。岸信介氏、田中角栄氏、福田赳夫氏、宮沢喜一氏、皆そうだった。

 ところが選挙制度が変わって、小選挙区制になり、自民党の中に反主流派も非主流派もなくなった。そして、ほとんどが安倍首相のイエスマンになった。だから、党内から安倍批判が出てこない。僕は、これは日本にとって重大な問題だと思う。

 従来の自民党であれば、森友学園や加計学園のような問題が出てくれば、党内で痛烈な批判を受けたはずだ。ところが、今では安倍降ろしの気配すらない。

 野党のうち、小沢氏はかつて二度の政権奪取を実現している。一度目は、1993年の細川護熙連立政権。二度目は、2009年の民主党政権だ。僕は小沢氏を前にして「三度目に挑戦しろ」と言った。今言えるのはここまで、だ。

コメント1件コメント/レビュー

派閥抗争で国民の目に触れないところで意志決定が行われる、かつての政治の方が、党首が政党として方針を明確にして、国民による選挙でその是非を問う、現状よりも優れているとする主張は間違っている。メディアが各派閥リーダーに夜討ち朝駆けで取材していた頃が懐かしいのだろうが。(2018/04/27 09:35)

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「だらしない野党と消えた反・非主流派の行方」の著者

田原 総一朗

田原 総一朗(たはら・そういちろう)

ジャーナリスト

1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」等のキャスターを務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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派閥抗争で国民の目に触れないところで意志決定が行われる、かつての政治の方が、党首が政党として方針を明確にして、国民による選挙でその是非を問う、現状よりも優れているとする主張は間違っている。メディアが各派閥リーダーに夜討ち朝駆けで取材していた頃が懐かしいのだろうが。(2018/04/27 09:35)

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