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「仕事」の管理をするから管理職

「人」を管理する職場は暗い

2018年2月21日(水)

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管理すべきは「人」ではなく「仕事」。(写真:alphaspirit/123RF)

 私は、「管理職が徹底すべきは『人』ではなく『仕事』の管理だ」と話しています。とかく組織にあって、管理とは「人」を管理することのように受け止められがちですが、実はこれはとても危ない。人材の差配や評価に管理職の個人的な好悪が入るからです。単純な話、同じ仕事をし同じ成果を出しているのに、部下Aくんに対しては甘く、部下Bくんに対しては辛いのは不公平ではありませんか。

 そういうことが続くと、Bくんが仕事へのモチベーションを失います。そして遠からず退職ということになる。人が辞めれば、組織の雰囲気も暗くなりますね。私は以前、これからの中小企業の管理職は「いかに部下を辞めさせないか」が1つの評価軸になる、と当連載で申しました(2017年1月11日配信「『部下を辞めさせない』管理職が評価される時代」参照)。すなわち「人」を管理すると、他ならぬ管理職にとってもまったく好ましからざる事態を招くことになる。

 だから私は、わが社の管理職に強く戒めています。「『人』を管理しようとしてはいけない。あくまでも『仕事』の管理を徹底するのだ」と。本稿をお読みのあなたも、このことはよくよく心に刻んでおいてください。

店長にモーニングコールをされて起きる部下がいた

 仕事を管理するためには、2つのポイントがあります。1つは、あまり難しいことは要求しないことです。月に100万円を売り上げるのがやっとの部下に「今月は1000万円売ってこい」などと指示してはいけません。どうせ中小企業の社員は「それなり」の人材です。いきなり高度なことなど、できないですから。

 目安としては──そうですね、「前月比5パーセント増」くらいでしょうか。すなわち先月100万円売り上げてきた部下に対しては、今月は105万円を目標の目安にしておく。これくらいならあなたの指導と、部下の多少の頑張りでなんとかなります。ただし「12カ月連続で5パーセント増」となると、これは明らかに「高度なこと」になってしまいますから、適宜差配してください。

 もう1つ重要なことは、仕事の徹底のために必要ならば、低レベルで凡庸なことから徹底する労力を厭わないことです。

 私が経営している、武蔵野の例でお話ししましょう。

コメント5件コメント/レビュー

セミナー聞いて、管理職の働き方が変わるなら、日本は世界一生産性の高い国になってますよ。

依存心の高いコメントが多いですね。
貴方が変わらないから、6回言い続けるんでしょ。(2018/03/07 09:45)

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「「仕事」の管理をするから管理職」の著者

小山 昇

小山 昇(こやま・のぼる)

株式会社武蔵野 社長

1948年山梨県生まれ。76年に武蔵野に入社し、89年から現職。赤字続きの同社で経営改革を断行。2000年、2010年に日本経営品質賞を受賞。ダスキンの加盟店業務の傍ら、550社以上に経営を指導。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

セミナー聞いて、管理職の働き方が変わるなら、日本は世界一生産性の高い国になってますよ。

依存心の高いコメントが多いですね。
貴方が変わらないから、6回言い続けるんでしょ。(2018/03/07 09:45)

私も朝は苦手ですが、幸いにしてフレックスタイム制をとっており、またコアタイムも撤廃しました。残業時間はゼロという勤務先の厳しい方針がある為、残業時間が溜まってくると、月末は重役出勤の連日になります。

朝の弱い私からすると、朝に勉強会やるのは間違ってます。終業時刻前に行うべきです。そうすれば、店長も社員を迎えに行く必要はなくなります。また、皆が一斉に決まった時間に出勤するから、ラッシュが起きます。今は、朝はゆっくり出社する時差出勤が世の流れです。早起きは三文の徳等と言うことは、ジジババの戯れ言です。(2018/02/22 22:03)

二度寝して迎えに行く、なんて高待遇ですね。余程仕事がお出来になる方なんでしょうか?もっとも、仕事に遅刻しないという常識があって初めて仕事面でも評価されるべきだと思います。わたしが同僚だったら「何でこの人は遅刻していいのにわたしはダメなのか?」って思いますよ。ま、普通は恥ずかしくてそんなこと言えないですが。
それよりも部下にモーニングコールして社用車で迎えに行く上司を是とする社長がいるなんて可哀想ですね。これも遅刻しない仕組み作りの1つではあるかも。けど、会議を夜にやるとかSkypeでやるとかではだめなんですかね?(2018/02/21 13:33)

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