• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

就活中の学生に贈る「良い会社」の見分け方

別のフロアのトイレを覗いてご覧なさい

2017年5月24日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 前回の当連載で、新卒社員に向けた心構えの話をしました。概要を申し上げれば──自分は仕事ができないなんて悩むのは止めなさい。新人は「できない」のが当たり前なのだから。むしろ積極的に失敗して、上司や先輩社員に迷惑をかけまくりなさい。それこそが会社に対する一番の貢献なのだから、云々──。

 そういうわが社はいまどういう状態にあるかというと、五月の下旬になって内定者(2018年入社予定者)が決まりました。新卒社員の五月病の心配をしたら、その月にはもう次の年の新卒社員の採用を考えなくてはならないなんて、本当に光陰矢の如しです。今回はいつもと趣向を変えて、わが社の新卒採用についての話をさせてください。

就職活動では、誰もが取り繕っている。(写真:PIXTA)

就職活動・新卒採用は「狸と狐の化かしあい」

 わが社が定期的な新卒採用を始めて、もうかれこれ20年を越えます。

 いまでは、新卒社員の定着率は95パーセントを超えている我が社ですが、最初の5年はひどいものでした。定着率はだいたい10パーセント、よい年でも13パーセント。10人採用したら9人近くが辞めるわけですから惨憺たるありさまです。どうして定着率が悪かったのか。これは簡単、「取り繕っていた」からです。

 当時のわが社は急激な上り調子にありました。そういう状況の中小企業にはよく見られることですが、必要以上に自社を良く見せようとしていたのです。会社説明会の壇上で、本当は落ちこぼれ集団であることなどわたしはおくびにも出さず、いかにわが社が将来性に富んだ素晴らしい会社であるかを力説していました。これに学生たちは騙されました。

 4月2日、前日に高級ホテルで入社式を済ませた新卒社員が出社して来ます。彼らはまず一様に唖然としますね。社屋は築30年をとうに過ぎた3階建のこぢんまりとした民家。壁のあちこちはひび割れ、補修用の漆喰が塗ってある。それでも意を決して中に足を踏み入れると、昨日まであんなに優しかった先輩社員に鬼の形相で怒鳴られる…。普通の神経をしていたら、すぐに辞めるのが当然でしょう。「なんだ、入社前とはずいぶん話が違うじゃないか」と。

コメント13件コメント/レビュー

大人が人付き合いをするときに、「あなたがこういう人だと嫌いです」なんて言いますかね?
「この人は合わないな」と心の中で思って、そっとフェードアウトしませんか?
就活もそれと同じじゃないですかね。
「俺、こういうタイプは嫌いだから!」と声を大にする人は私は嫌いです。

ということは、私にも御社は合わないんですね(笑)(2017/06/20 17:28)

オススメ情報

「小山昇の「こころ豊かで安全な経営とは何か」」のバックナンバー

一覧

「就活中の学生に贈る「良い会社」の見分け方」の著者

小山 昇

小山 昇(こやま・のぼる)

株式会社武蔵野 社長

1948年山梨県生まれ。76年に武蔵野に入社し、89年から現職。赤字続きの同社で経営改革を断行。2000年、2010年に日本経営品質賞を受賞。ダスキンの加盟店業務の傍ら、550社以上に経営を指導。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

大人が人付き合いをするときに、「あなたがこういう人だと嫌いです」なんて言いますかね?
「この人は合わないな」と心の中で思って、そっとフェードアウトしませんか?
就活もそれと同じじゃないですかね。
「俺、こういうタイプは嫌いだから!」と声を大にする人は私は嫌いです。

ということは、私にも御社は合わないんですね(笑)(2017/06/20 17:28)

6月4日の小山昇のツイートに株式会社武蔵野の社員旅行の宴会の写真が載っていますが、さすがに厳選された従業員さん達らしく、男性二人が裸の体に「100」「億」と書いて、恐らく売り上げ目標を掲げていますが、女性の従業員達も嫌な顔もせずニコニコして写真に写っていますね。

僕にも無理そうな会社です。(笑(2017/06/07 06:42)

「卑怯な人は不要です」と言っていますが、小山昇自身は
コンサルタント業の顧客を増やすために、編集者に書かせて
自分は添削するだけの本を毎年5冊も6冊も出版した上に、
その本を自社で買って書店のランキングを上げ、セミナーや
会社説明会で無料で配ったりしてますが、それは卑怯ではないんですかね?(2017/05/26 13:52)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トレンドの移り変わりが早い日本での経験は、海外にも応用できる。

桝村 聡 高砂香料工業社長