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部下のやる気は金で買え、仕事はゲーム感覚で

人は怠け者だからこそ「遊び心」が必要だ

2017年8月25日(金)

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仕事にどれだけ多くの「遊び心」を取り入れられるかが、あなたの腕の見せどころです。(写真:PIXTA)

怠けたがる部下の心理を読み、対策を打て

 私はいろいろな機会を捉えて言っているのですが、部下はとにかく仕事が嫌いです。面倒なことはしたくない。なるべくさぼっていたい。そういう生き物です。まったく度し難いことですが、だからといって管理職はそれにいちいち腹を立ててはいけません。人間とはそういうものですから。大切なのは「部下とはそういう生き物だ」と認識したうえで、ではいったいどうしたらそんな部下を仕事に駆り立てられるのか、と考え、実行することです。

 前回の当連載で、部下に指示した内容が実行されているか、完了させているかを把握する仕組みづくりが必要だというお話をしました。あなたがそのように仕事の管理を徹底するようになれば、さしもの部下とて嫌々ながらも動き出すようになるものです。

 そうなったらしめたものです。次の段階として、部下のモチベーションを高める方策を考えてみてください。人間はやりがいや達成感、面白さを感じなければ、なにごとも長続きはしないです。具体的には、なにをしたらいいでしょうか? 私がおすすめしたいのは、部下に対しては常に夢を与えることです。

 それはいったいどういうことか。ちょっと昔話をします。

夢のないところに努力はあり得ない

 もう四半世紀以上も前の1990年、わが社の経営計画発表会で、私は「5年後の売上高を現在の倍にします」と発表しました。社員は一様に驚きました。当然です。「5年後に倍」ということは、単純計算で毎年15%ずつ売上を伸ばさなくてはならないのです。しかし多少気の回る社員は同時にこうも考えます。「現在、部長が3名、課長が6名いる」「5年後に売上が倍となると組織も大きくなり、部課長の数も倍になるはずだ」と。

コメント4件コメント/レビュー

一人1000円を徴収させるのがそもそもどうなのか。やりたい人だけやってれば?と思われてはそれまでだし、むしろそう思う人の方が多いと思う。
徴収義務を課すなら会社の制度を変えないといけない。そこに従業員の理解を得られるか?という問題もある。
一番の障害になるのは、初めからやる気のない人を参画させなければならないところかなと思います。正解はなく、個人を見て個別の対応をしていかなければならないので、大変難しいです。(2017/08/25 13:21)

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「部下のやる気は金で買え、仕事はゲーム感覚で」の著者

小山 昇

小山 昇(こやま・のぼる)

株式会社武蔵野 社長

1948年山梨県生まれ。76年に武蔵野に入社し、89年から現職。赤字続きの同社で経営改革を断行。2000年、2010年に日本経営品質賞を受賞。ダスキンの加盟店業務の傍ら、550社以上に経営を指導。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

一人1000円を徴収させるのがそもそもどうなのか。やりたい人だけやってれば?と思われてはそれまでだし、むしろそう思う人の方が多いと思う。
徴収義務を課すなら会社の制度を変えないといけない。そこに従業員の理解を得られるか?という問題もある。
一番の障害になるのは、初めからやる気のない人を参画させなければならないところかなと思います。正解はなく、個人を見て個別の対応をしていかなければならないので、大変難しいです。(2017/08/25 13:21)

小山昇の目線って、基本営業職とか商人だよね。
小山の会社の武蔵野にも電話受付とかで10数人はいるけど、
その人達とかは何の成果で評価されんの?
頑張ろうが特に成果でないんじゃない?(2017/08/25 10:34)

仰る通りですね。(2017/08/25 09:14)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官