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悩みの99%は悩んでもどうにもならないこと

髙田明「200%の力で失敗しよう」

2018年4月11日(水)

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「人生は山あり谷あり。男時(おどき)は果敢に攻め、女時(めどき)はじっと耐えしのび、やがて来る男時に飛躍するための英気を養うこと」。ジャパネットたかたの創業者、髙田明氏は世阿弥のこの言葉通り、ピンチをチャンスに変えてきたという。

髙田明と読む世阿弥』を著した髙田氏(自著を紹介する下記の動画をぜひご覧ください)が、波乱万丈の世阿弥の生涯に触れつつ、自らの経営者人生を振り返る。

 これまでの人生を振り返ってみれば年齢を重ねてきた分、経営者としてはもちろん、夫として父としていろいろな経験をしてきました。いいこともあれば、悪いこともある。人生は山あり谷ありです。

 自分の実力や努力とは関係なく、何をやってもうまくいくときもあれば、どんなに手を尽くしても駄目なときもあるものです。みなさんもそんな経験を一度はしているのではないでしょうか。

 世阿弥はそれを「男時(おどき)」「女時(めどき)」と表現しました。『風姿花伝』の中で、こう説明しています。

「また、時分にも恐るべし。去年盛りあらば、今年は花なかるべきことを知るべし。時の間にも、男時・女時とてあるべし。いかにすれども、能にも、よき時あれば、かならず悪きことまたあるべし。これ、力なき因果なり」(『風姿花伝』第七別紙口伝)

 男時とは勝負事において自分のほうに勢いがあるとき、女時とは相手に勢いがあるときのことを言います。世阿弥は、この男時、女時の時流は努力ではどうにもならない宿命だと捉えました。どんなに懸命に稽古しても、うまくいかないときはいかないのです。

 世阿弥の時代、能は「立合(たちあい)」という形式で、互いの芸を競い合いました。何人かの役者が同じ日に同じ催しで、勝負するのです。といっても、審判がいるわけではありません。どちらの芸がより見栄えがするか、観客の人気を集めるかで、勝敗が決まりました。

コメント4件コメント/レビュー

素晴らしい内容だと思う
仕事で悩み自 死される方も多い時代
この記事を読んでほしいと思います。
私自身もすごく勉強になりました。(2018/04/12 11:07)

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「悩みの99%は悩んでもどうにもならないこと」の著者

髙田 明

髙田 明(たかた・あきら)

ジャパネットたかた創業者

ジャパネットたかた創業者、V・ファーレン長崎社長、A and Live代表

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

素晴らしい内容だと思う
仕事で悩み自 死される方も多い時代
この記事を読んでほしいと思います。
私自身もすごく勉強になりました。(2018/04/12 11:07)

現状に悩んでいるものとして、興味深い記事でした。
能の世界の話も存じ上げなかったので、新しい知識を得ることができたのも収穫です。(2018/04/12 09:28)

高田氏のテレビでの通信販売は「芸能」のうちにあるのかとなんだか納得しました。演じる自分を見つめ,見ている観客を見つめている。その深さとおおらかさが魅力なのだと感じました。やっぱり上に立つ人は明るくないとだめですね。(2018/04/11 17:51)

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小田嶋 隆 コラムニスト