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日本の未来とあなたの心を「箸」でつかみたい

第22回:たった1膳の箸を通じて伝えたいものづくりの意地とは?

2017年4月5日(水)

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関西ローカルながら、不思議な人気を持つテレビ番組「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」。
そこでは、独自の手法で成功した会社などが取り上げられています。関西ならではの着眼点、ど根性、そしてユーモア―――、そのエッセンスを伝えています。第22回は、塗り箸のシェア8割を誇る福井県の老舗店の信念の物語をお送りします(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 こんにちは。大阪はMBS(毎日放送)のアナウンサー上泉雄一です。私は今「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」(水曜深夜0時59分から放送・関西ローカル)という番組の司会をしております。

 「ここで食事ができるようになれば一人前の証」なるお店はそれぞれの街におありかと思います。大阪でそんなお店の1つが道頓堀にある、すき焼き・しゃぶしゃぶの名店「はり重」です。1919年に創業したお店は、戦後間もない48年に芝居小屋や劇場がひしめいていた道頓堀にお店を移して以来、ここに通う旦那衆やスターに愛され続け、いつしか「『はり重』でごっつぉ(ご馳走)食べる」ことは大阪人のステータスとなりました。大阪市の大動脈・御堂筋の道頓堀に位置するお店は、70年前の建物の雰囲気をそのまま残し、ランドマークの1つとなっています。
 今回ご紹介するお店は、その「はり重」のお肉の味をもっと気軽に楽しんでもらえるお店で、本店と同じ建物の中にある「はり重 カレーショップ」です。
 カレーショップとあって、おススメはお肉のたっぷり入ったカレーライスやカツカレーですが、ぜひお召し上がりいただきたいのが「ビーフワン」。名前から想像できますか? お椀にあるご飯の上に乗せられた牛肉が、ふわふわの卵でとじられた、いわゆる「他人丼」です。

はり重 カレーショップの注目メニュー「ビーフワン」

 さすがはお肉屋さん、やっぱりお肉の味わいが違いますね。味付けも、くどくなく上品に楽しめます。ボリュームも多過ぎず、少な過ぎずと、48歳になった筆者にとっては絶妙なバランスなのです。お値段も800円(税抜き)と、本店のメニューと比べるとお値打ち。いつか本店で「はり重」のすき焼きをたらふく食べることを夢見ながら、ご飯とお肉をわしわしと頬張る筆者であります。

「箸」の文化を広げたい

 その食事をするときに、欠かせない食器が「お箸」。
 雑貨店などでふらりと商品を眺めているとき、ちょっと良い食器などを見ると「こんな食器で食事ができたらなぁ」なんて感じることが多くなってきました。中でもお箸って毎日使うものだけに「良い物」を使いたいのですが、単に道具としての箸なら100円均一店で手に入ります。
 しかし、そんな「箸」に徹底的にこだわり、自らが日本の箸文化を世に広める一端を担いたい! そんな思いで箸作りに邁進する会社が福井県小浜市にある「株式会社兵左衛門(ひょうざえもん)」です。

「兵左衛門」DATA
・創業     1921年
・年商     10億円(2017年3月1日現在)
・社員数    80人

オススメ情報

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一覧

「日本の未来とあなたの心を「箸」でつかみたい」の著者

上泉 雄一

上泉 雄一(うわいずみ・ゆういち)

毎日放送アナウンサー

1969年2月9日生まれ。早稲田大学教育学部出身、1992年に毎日放送(MBS)入社。担当番組はテレビ「 ~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」(http://www.mbs.jp/otonakai/)、ラジオ「上泉雄一のええなぁ!」(http://www.mbs1179.com/uwa/)

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官