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資生堂、やり残しが山積みの成長戦略

魚谷社長が新3ヵ年計画を発表

2018年3月6日(火)

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 資生堂は予定を前倒して売上高1兆円を達成したものの、やり残した課題は山積みのようだ。新たに発表した3カ年の中期経営計画は、前3カ年でも目標としていた既存ブランドの強化や経営体制の改革を改めて打ち出した。目新しいところでは、ITを使った新サービスの創造を「最優先課題」としつつも、前提となる経営基盤の強化が続きそうだ。

5日、記者会見する資生堂の魚谷社長

 「前3カ年の目標もまだまだだ。新3カ年でも継続して取り組む」。資生堂の魚谷雅彦社長兼CEO(最高経営責任者)は2018年3月5日、新しい中期経営計画をこのように発言した。就任当初に立てた計画を上回る業績数値を達成したが、やり残した課題が残っている。

 資生堂は2020年の売上高目標を1兆円としていたが、17年12月期に売上高1兆51億円を記録。計画を3年前倒しで達成した格好だ。

 魚谷氏が社長に就任したのは14年4月。過去4年間で売上高は31.9%増、営業利益は62.1%増えた。株価は1796円(14年4月1日終値)から3倍以上の6197円(18年3月5日終値)まで伸びた。

 業績数字は好調に見えるが、課題は少なくない。例えば既存ブランドの選択と集中は14年~17年に実施する計画だったが、18年からの中期経営計画でも第一の重点戦略として位置づけた。人事・組織の強化も、グローバル経営体制の推進に合わせて引き続き取り組むという。業績数値に比べると、組織の新陳代謝は思うように進んでいないようだ。

 業績を引き上げたのは中国人による購入が大きい。既に売上高のうち、約2400億円が中国人によるという。「訪日中国人だけでなく、世界中で中国人の観光客が商品を買っている」(魚谷氏)。中国や日本だけでなく、欧米やアジアでも中国人向けの事業戦略が重要になるとした。

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「資生堂、やり残しが山積みの成長戦略」の著者

広田 望

広田 望(ひろた・のぞむ)

日経ビジネス記者

物性物理学で博士号(理学)を取得。日経BPに入社後は「日経コンピュータ」や「ITpro」でIT業界を幅広く取材。2017年10月から日経ビジネス記者として、家庭消費財や化粧品を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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