• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

コカ・コーラ、酎ハイ参入は「いばらの道」か

成長市場だが酒類メーカーたたき合いの状態

2018年3月14日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

米コカ・コーラが日本で酎ハイ市場に参入することが分かった。酒類消費が伸び悩むなか、酎ハイ類は毎年10%前後の伸びを示す異例の商品分野だ。主力の炭酸飲料離れが進むだけに「隣の芝生」が青く見えたかもしれないが、いばらの道が待ち受ける。

(日経ビジネス2018年3月19日号より転載)

キリンの「氷結」(左)がトップの酎ハイ市場に参入する

 「日本では『Chu-Hi』と呼ばれるカテゴリーの製品を試してみる」。日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥーニョ社長は、米コカ社のホームページ上でこう表明した。

 商品の詳細や発売時期、製造場所などは明かしていないが、競合する酒類メーカーが集めた情報によると、主力商品のコーラなどを使った酎ハイではなく、レモンサワーを展開する。アルコール度数は3種類を用意し、価格は競合する大手メーカー品よりも、若干高くなりそうだという。

 まずは九州地域で試験販売するもようで、既に一部の流通業者に向けて商品の情報提供を始めている。製造は、コカ・コーラ製品の製造販売を手掛けるコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(CCBJH)ではなく、外部に委託するとみられる。

 コカ・コーラはボトラーが全国の小売店との間に築いてきた清涼飲料の販売網を持つほか、マーケティングに投じる圧倒的な資金力が強みだ。これまでにも、お茶や缶コーヒーなど、日本コカ・コーラが独自に日本のメーカーと競り合いながら、売り場を奪ってきた成功例はある。

 しかし、今回の酎ハイ参入に対して周囲には冷ややかな見方も多い。酎ハイなどが中心の「RTD」市場は成長が続くものの、製品で大きな差を打ち出しにくく、酒類メーカーのたたき合いの状態で、稼ぐのは容易ではない。

オススメ情報

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

「コカ・コーラ、酎ハイ参入は「いばらの道」か」の著者

長江 優子

長江 優子(ながえ・ゆうこ)

日経ビジネス記者

2012年中日新聞に入社し、事件取材などを担当。14年秋に日本経済新聞社に入社し、機械業界などを担当。17年4月から日経ビジネス編集部に出向。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

僕は独裁だとは思っていないんですよ。 だって、業績を見てください。 赤字はないですよ。ずっと、よりよくしてきた。

鈴木 修 スズキ会長