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「働きたいのに働けない」という現場の声

緊急調査で浮かび上がった「働き方改革」の課題

2017年4月7日(金)

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本誌がビジネスパーソン1036人を対象に実施した緊急調査。労働者にとって優しいはずの「働き方改革」に、現場からは意外な拒否反応が上がる。改革を成功に導く答えは、現場にしかない。

 今回の調査で、自身が勤める会社が「働き方改革」に取り組んでいるとした人の割合は62.7%に上った。内訳を見ると、取り組み始めた時期が「2年以上前」が32.0%、「1~2年前」が16.5%、「半年から1年前」が8.0%、「半年以内」が6.1%。3割以上の企業が2年以内に働き方改革をスタートしたことになる。

 急ピッチで進む働き方改革を、現場はどのように受け止めているのだろうか。この問いに対して「満足している」と回答した人が12.1%だったのに対して、「不満がたまっている」が30.5%と大きく上回った。

 興味深いのは、一方で働き方改革に関する経営の姿勢について、29.8%が「良い」と答え、「悪い」の22.4%を上回っていること。経営サイドが打ち出す改革の方向性は評価するものの、現時点では現場の負荷や弊害が大きいと感じている実態が鮮明になった。

「働きたいのに働けない」

 具体的に現場はどのようなことを弊害として感じているのだろうか。

 「仕事がより過密になり疲労が増加した」(32.0%)、「仕事を通じて学ぶ機会の減少」(22.7%)、「サービス残業の増加」(14.9%)。こうした回答が並んだのは多くの人の想定内だろう。

 目を引くのは「仕事をしたいのにできない」と回答した人が29.8%おり、全体でも2番目に多かったことだ。

コメント5件コメント/レビュー

現場の労働者がほしいのは裁量権ですよ。自分で働くか働かないか、残業するかしないかをコントロールできる権利。

「働き方改革」という絵をこれまで描いてきた人たちの多くはたぶん、ご自身ではこの裁量権をちゃっかり持っていると思うんですよね。しかも、その絶大な効用に自ら気付いていないという笑い話があると思うのです。

そういう人たちが、裁量権のない現場労働者に対してやれ100時間がどうだとか、やれ生産性がなんちゃらだと言っても出発点でずれてしまっているので、まあ基本的に善意の議論だとは思うものの、頑張るほどに労働者の願いから乖離していくんじゃないでしょうか。悲観的なことを言うようで恐縮ですが。。(2017/04/07 12:55)

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「「働きたいのに働けない」という現場の声」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

現場の労働者がほしいのは裁量権ですよ。自分で働くか働かないか、残業するかしないかをコントロールできる権利。

「働き方改革」という絵をこれまで描いてきた人たちの多くはたぶん、ご自身ではこの裁量権をちゃっかり持っていると思うんですよね。しかも、その絶大な効用に自ら気付いていないという笑い話があると思うのです。

そういう人たちが、裁量権のない現場労働者に対してやれ100時間がどうだとか、やれ生産性がなんちゃらだと言っても出発点でずれてしまっているので、まあ基本的に善意の議論だとは思うものの、頑張るほどに労働者の願いから乖離していくんじゃないでしょうか。悲観的なことを言うようで恐縮ですが。。(2017/04/07 12:55)

そもそもは、本質を政府も雇用側もすり替えていることが問題。国会でもメディアでも「働き方改革」と称するが、電通問題に限らず改革すべきは「働かせ方改革」だから。
だからこそ、電通事件後にも関わらず、不払い残業が増えているという回答がでているのだ。

同様に、いいかげんメディアは「サービス残業」ではなく、正確な単語「不払い残業」に改めるべきだ。
どの裁判でも雇用側敗訴の違法行為であり、けっして労働側のサービスなどではない。(2017/04/07 09:52)

時間をかけりゃ誰だって仕事は出来る。(2017/04/07 08:56)

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