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密売買天国アフリカで荒稼ぎする北朝鮮外交官

犀の角と象牙が金正恩体制を支える

  • The Economist

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2017年9月27日(水)

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2016年に中国当局が押収した密輸の犀の角および象牙。北朝鮮が外貨獲得のためにアフリカから密輸し、中国に持ち込むケースが少なくない (写真:Imaginechina/アフロ)

 キム・ジョンス氏は、パスポートの写真ではスーツにネクタイのぱっとしない顔の紳士だが、その実体は朝鮮武術テコンドーの達人にして北朝鮮のスパイと目される人物だ。

 キム氏は2015年、アフリカ南東部にあるモザンビーク共和国の首都マプトで、南アフリカ共和国に駐在する北朝鮮大使館の参事官と共にクルマで走っているところを警察に停止させられ、身柄を拘束された。車内には10万ドル(約1120万円)近い現金と、4.5kgの犀(サイ)の角を積んでいた。

 2人は、南アの北朝鮮大使館の介入によりその後、釈放された。キム氏は2016年に南アからひっそりと出国した。

北朝鮮の外交官は不法活動で「忠誠心」を証明

 こうした事例は、ジュネーブに本部を置くNGO「国際組織犯罪対策会議(The Global Initiative Against Transnational Organized Crime)」が発表した新しい報告書にいくつも上がっている。報告書の執筆者であるジュリアン・ラドメイヤー氏によれば、1986年以来、外交官がらみの犀の角や象牙の密売買事件29件のうち18件に、北朝鮮の外交官が関与していた。

 こうした不法活動のうち、どれだけが個人的な利得目的で、どれだけが北朝鮮の外貨獲得が目的かは明らかではない。2つの目的が重なっている場合もある。

 北朝鮮の外交官はあわれなほど薄給だ。1990年代半ば、北朝鮮の在ザンビア大使館の職員は祝祭日のパーティーで出す食事を用意するのに近くの川で釣りをするのが常だった。

コメント1件コメント/レビュー

日本のODAで北朝鮮からアフリカ各国への資金の流れを置き換えるわけにはいかないんでしょうかね。
さほどの額は必要なく、効果的な国防になると思いますが。(2017/09/27 13:35)

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日本のODAで北朝鮮からアフリカ各国への資金の流れを置き換えるわけにはいかないんでしょうかね。
さほどの額は必要なく、効果的な国防になると思いますが。(2017/09/27 13:35)

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