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グーグルマップの地図機能を他社も使えるワケ

「Web API」がもたらすインパクトを専門記者が徹底解説

  • 岡部 一詩

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2017年5月23日(火)

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 自社の情報システムの使い方をルールとしてまとめ、ネット経由で他社にも使いやすくする。そのルールがWeb APIであり、次々と新しいサービスが勃興するネット業界の原動力となった。公開と活用の好循環によって生み出される経済圏が、ネット業界以外にも広がり始めた。

他社の設備・技術をフル活用できる
●寺田倉庫「minikura API」の仕組み
(写真=左上:エアークローゼット、左下:バンダイ、背景:寺田倉庫)

 「いろんな服を楽しめるなんてすてき」「自分ではまず選ばないスタイルにもチャレンジできるのが新しい」──。洋服のレンタルサービス「airCloset」が女性の人気を集めている。会費は月6800円(税別)からと安くはないが、2015年2月のサービス開始から1年半で、会員数は8万5000人を突破した。

 会員が洋服の好みなどを入力すると、プロのスタイリストが選んだ服が3着送られてくる。服を楽しんだら返送するだけ。新しい服が3着、また自宅に届く。クリーニング代や送料も会費に含まれる。

 このサービスを運営するベンチャー企業、エアークローゼット(東京都港区)は自社で倉庫も物流機能も持たない。その代わり、老舗の倉庫会社である寺田倉庫(同品川区)の設備をフルに活用している。

 両社を結び付けている秘密は、Web API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)にある。

 寺田倉庫は2012年に段ボール1個から保管するサービス「minikura」を始めた。2013年11月には、倉庫・物流機能を外部企業がネット経由で活用できるようにWeb APIを公開。その結果、出庫・配送や着荷・入庫といった基本的な保管・物流の仕組みから、商品撮影やクリーニングなど、様々な指示を外部事業者が直接出せるようになった。今や「minikura API」の数はおよそ200種類に増えた。

 エアークローゼットはWeb APIを業務プロセスに組み込み、自社サービスとして仕立て上げた。寺田倉庫の倉庫を借りながら、預けてある洋服の写真撮影を依頼したり、会員にクリーニング済みの商品を届けたりできる。しかも、自社の社員が倉庫に赴く必要は一切ない。

コメント1件コメント/レビュー

WebAPIは手軽に連携出来る分、連携先の企業方針に大きく左右されるデメリットも書くべきでしょう。承知の上ならいいですが、例えば、GoogleMapAPIは昨年の無償版の規約変更で多くの担当者が戸惑うか、突然の費用請求に困惑する事例が多かった筈です。

せっかくの日本経済新聞なのですから、その辺のリスク・リターンの内容を書いた方が、記事のとして完成度が上がるかと思われます。煽るだけでは問題です。(2017/05/23 14:37)

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WebAPIは手軽に連携出来る分、連携先の企業方針に大きく左右されるデメリットも書くべきでしょう。承知の上ならいいですが、例えば、GoogleMapAPIは昨年の無償版の規約変更で多くの担当者が戸惑うか、突然の費用請求に困惑する事例が多かった筈です。

せっかくの日本経済新聞なのですから、その辺のリスク・リターンの内容を書いた方が、記事のとして完成度が上がるかと思われます。煽るだけでは問題です。(2017/05/23 14:37)

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