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「ヘイ!メルセデス、ちょっと熱くないかい?」

新型Aクラス搭載の音声入力「MBUX」を試す

2018年5月31日(木)

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 2018年2月、メルセデス・ベンツのコンパクトハッチバック「Aクラス」の新型モデルが発表された。走行性能の進化はもとより注目の技術は、音声入力を使ったメルセデス初のインフォテインメントシステム「MBUX」だ。クロアチアで開催された国際試乗会でその性能を試した。

シンプルなデザインで大人っぽくなった新型Aクラス。ボンネット上などは左右に2本のプレスラインが走るのみ

 初代Aクラスが登場したのは1997年のこと。以来約20年間、3世代にわたって約300万台のAクラスが生産された。また「Bクラス」「CLA」「CLAシューティングブレーク」「GLA」など派生モデルも数多く誕生し、Aクラスをベースとするコンパクトファミリーは、世界でのべ550万台以上が供給された。

 4代目となる新型は、ダイムラーAGのデザインを統括するゴードン・ワグナー氏が「できるだけ“線を省く”ことでより成長したAクラスのカタチを実現した」と話すように、シンプルで無駄なラインがなく上質なイメージになった。

ボディサイズは全長4419mm(先代比+120mm)、全幅1796mm(同+16mm)、全高1440mm(同+6mm)。ホイールベースを30mm延長し居住空間を拡大。荷室容量は29リッター大きい370リッターになった

 上質さはデザインだけでなく、走行性能にもあらわれていた。新世代のボディ骨格は、先代の「MFA(メルセデス・フロントドライブ・アーキテクチャー)」に続く第2弾として「MFA2」と呼ばれるものだ。シャシー剛性などは先代比で約3割も高められているという。遮音や防振対策にはひとクラス上のCクラスのノウハウが投入されており、ハンドリング性能や乗り心地も大幅に改善されていた。またADAS(先進運転支援システム)も劇的に進化しており、ウインカーを操作することで自動で車線変更してくれるような上級車種譲りの機能まであたり前のように備えていた。

クラス越えの上級装備のひとつ、音声入力

 走行性能について細かく解説していくと紙幅が尽きるのでこれくらいにして、今回注目するのは、メルセデス初のインフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」だ。

新型Aクラスのインテリア。Sクラス譲りのステアリング、Eクラスクーペ譲りのエアコン吹き出し口など、クラスを超えた上級装備が満載だ

 MBUXは今年1月、米国ラスベガスで開催されたCES (Consumer Electronics Show)で発表された最新技術だが、SクラスやEクラスといった上級車種ではなく、あえて量販モデルのAクラスから導入するのは、「この類のものは何よりも普及させることが重要」という意志のあらわれだ。

 運転席に座ると目の前にメーターナセルがなく、メーターパネルとナビ画面の位置に、10.25インチのディスプレイを2つ組み合わせた大型モニターがある。家族や社用車として複数の人間が使用する際には、各人のシートポジション、好みのアンビエントライトの色、お気に入りラジオ局、ナビゲーションマップの向きなどのプロファイルの保存が可能で、その都度自分の設定を呼び出すことができる。また欧州ではカーシェアリングでの使用も見越しており、使用を許可された人のスマートフォンに電子キーが送信され、NFC機能を使ってスマホでドアを開閉することもできる。

コメント7件コメント/レビュー

ベンツは居眠り防止機能とかを全車標準にしたりと、この手の技術は特に先進的ですね。
(今は何故かないけど)

国内のカーナビでもかなり前から音声指示は可能でしたが、最新車でも感度が微妙すぎていまいち
使い勝手がよくないので、どの程度進化したのか試してみたいですね。(2018/06/05 16:06)

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「「ヘイ!メルセデス、ちょっと熱くないかい?」」の著者

藤野 太一

藤野 太一(ふじの・たいち)

フリーランスエディター/ライター

大学卒業後、自動車誌カーセンサー、カーセンサーエッジの編集デスクを経てフリーの編集者兼ライターに。日経ビジネスオンラインでは、連載開始時より2017年まで「走りながら考える」のアドバイザーを務めていた。自動車関連の分野をはじめとしビジネスマンを取材する機会も多く日経トップリーダー、日経デジタルマーケティングなどにも寄稿する。JMS(日本モータースポーツ記者会)所属

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ベンツは居眠り防止機能とかを全車標準にしたりと、この手の技術は特に先進的ですね。
(今は何故かないけど)

国内のカーナビでもかなり前から音声指示は可能でしたが、最新車でも感度が微妙すぎていまいち
使い勝手がよくないので、どの程度進化したのか試してみたいですね。(2018/06/05 16:06)

大変興味深いのだが、このようなジャンルももはや全て中国が遥か先を行っているのだろうなあと思う。

なお車体側にAIを搭載しているからネットがなくても使えるとあるが、更新はどうするのだろう。

データ含めた更新は随時ネットワーク経由で行ってほしいものだが。(2018/06/01 09:03)

ダイムラーの筆頭株主が中国になったので,この勢いはさらに加速しそうですね。(2018/06/01 06:28)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官