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「絵を描こう」、そうすれば思考の枠が変わる

ビジネスパーソンがびっくりする訳

2018年6月13日(水)

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絵画作品を鑑賞し、自分の感想を述べ合う。

イノベーションのカギは「違いを認める」こと

仕事モードのままだと「その絵に価値があるかないか」といった判断になってしまいそうですが。

長谷部:EGAKUプログラムで重要視しているのは、「自分なりの感じ方を表現してもらう」ことです。絵画に対する知識や批評的な観点は必要ありませんし、上手下手は関係ない。こう申し上げた上で、自分なりにどう感じたかを語っていただきます。

 とはいえ、どう表現すればいいか分からないという方もいらっしゃいますので、こちらから切り口をナビゲートして、自由に言葉にするきっかけとしていただいています。例えば次のような呼びかけをします。

 「この絵で動いているところがあるとしたら」「音が聞こえるとしたら」「香りがするとしたら」「味がするとしたら」「この絵の中に入ったらどんな感覚がするか」「この絵が大きな世界の一部を切り取ったものだとしたら、どんな世界の一部なのか」。

 そうすることで発言することに躊躇(ちゅうちょ)していた雰囲気の参加者も、スムーズに、しかもユニークなコメントを出せるようになります。

 絵に対する感じ方は一人ひとりどれもが正しくて、唯一無二の正解などありません。自分なりの素直な感じ方を表現したり、他者の表現に対して批判せず耳を傾けたりする。ここが大事な点です。

 EGAKUプログラムの際、私たちは個々に持っている感じ方や思考のパターンに常に左右されるということと、一枚の絵でも多様な見方ができるということを、日常におけるコミュニケーションや仕事のやり方といった話題につなげてお話ししています。

 「違いを認めるというのはイノベーションを起こす際の重要なキーワードだ」。谷澤はこう発言しています。産業界でイノベーションの重要性が指摘されています。自分の素直な感じ方を認め、他者との違いを認めることが第一歩ではないでしょうか。

 続いて非言語表現である絵の創作に入ります。実際に画材を手に取って絵を描きます。描く時間は40分~1時間程度です。皆さん30分くらい書き続けると集中力が発揮された状態になります。

 いきなり描いて下さい、と言ってもなかなか難しいので、ガイドに沿って描いていただきます。例えば「あなたを突き動かしているもの」といったテーマをお出しします。そのテーマについて考え、ご自身の言葉で表現し、それから所定のワークシートに記入した後、パステルを使って色や形を表現していきます。

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「「絵を描こう」、そうすれば思考の枠が変わる」の著者

高下 義弘

高下 義弘(たかした・よしひろ)

日経BP総研 協力ライター

1998年に日経BP社に記者として入社。日経コンピュータ、ITpro(現・日経 xTECH)で経営改革と情報システム、プロジェクトマネジメント、人材開発分野 を追う。2010年からフリーランス。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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