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自動車軽量化の切り札、マグネシウム部材最前線

ポルシェも採用、加工法や新たな合金の開発で本格普及へ道筋

2016年11月28日(月)

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実用金属の中でも最軽量のマグネシウム。 自動車の燃費改善の切り札として期待がかかりながら、長らく日の目を見てこなかった。 加工法や新たな合金の開発で、本格普及の道筋が見えつつある。
大型部品への適用を狙う
●マグネシウム関連の技術開発
(写真=水野 浩志)
成型できる部品の重量が3倍に
加工速度が10倍になる合金を開発

 米テスラモーターズの主力EV(電気自動車)「モデルS」に代表されるように、アルミを主要部材として使う車種が市場に出回り始めている。しかし、金属加工メーカーや研究者らの目には、さらに新たな軽量素材も視野に入りつつある。マグネシウムだ。

実用金属で最軽量●金属の性能比較
注:*1=常温下での数値 *2=代表的な合金の数値

 マグネシウムの比重は鉄の約4分の1、アルミの3分の2と実用金属の中で最軽量。比強度(密度当たりの強度)も鉄とアルミを上回るため、強度を保ったまま、車体を軽くすることができる。温度変化による膨張は鉄やアルミよりやや大きいものの、振動吸収性や放熱性に優れているため、自動車の構造材に適していると言われてきた。

 一方、マグネシウムには、(1)腐食しやすい(2)塑性加工が難しい(3)溶融時に難燃性のガスが必要で加工コストが高い──などの問題がある。このため、用途はハンドルの芯金など鋳物の小型部品に限られていた。

コメント2件コメント/レビュー

金属で唯一燃える存在という事で中学生の頃、実験でマグネシウムリボンを燃やした事を思い出しました。
ポルシェも事故を起こした際に屋根が燃えるのでしょうか。
軽くて強度のある金属と言えばチタンが出てくるのですが、チタンボルトは見たことがあるのですが自動車の部品に使用されないという事は加工が難しいのでしょうか。(2017/01/27 17:27)

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「自動車軽量化の切り札、マグネシウム部材最前線」の著者

寺岡 篤志

寺岡 篤志(てらおか・あつし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞で社会部、東日本大震災の専任担当などを経て2016年4月から日経ビジネス記者。自動車、化学などが担当分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

金属で唯一燃える存在という事で中学生の頃、実験でマグネシウムリボンを燃やした事を思い出しました。
ポルシェも事故を起こした際に屋根が燃えるのでしょうか。
軽くて強度のある金属と言えばチタンが出てくるのですが、チタンボルトは見たことがあるのですが自動車の部品に使用されないという事は加工が難しいのでしょうか。(2017/01/27 17:27)

よく分からないんですが、カーボンルーフとマグネシウムルーフはどちらが安いんでしょうか。効果からするとPorsche GT3なんかはカーボンルーフの方が良いような気もしますが。(2016/11/28 15:51)

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