• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

マイカー半減…次世代交通「MaaS」の衝撃

モビリティ革命「MaaS」の正体 第1回/全3回

  • 井上 岳一

バックナンバー

[1/5ページ]

2018年12月5日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

2019年に向けた注目のビジネスキーワードとして急浮上している「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」。自動車メーカーや公共交通を巻き込む「100年に一度」のモビリティ革命は、どのような産業インパクトをもたらすのか。このほど上梓された書籍、『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』の著者の一人である、日本総合研究所創発戦略センターの井上岳一シニアマネジャーによる解説を3回に分けてお届けする。

[ 日経クロストレンド 2018年11月26日付の記事を転載]

18年10月、トヨタ自動車とソフトバンクの共同会社の設立会見での一幕

 MaaSと書いて、「マース」と読む。Mobility as a Service、すなわち「サービスとしてのモビリティ」を意味する言葉である。このMaaSが今、世界の自動車業界、交通サービス業界を席巻し始めている。

 18年10月4日、大きな驚きをもって迎えられたトヨタ自動車とソフトバンクの提携・共同会社設立の発表においても、MaaSという言葉が使われていた。Mobility側のトヨタとNetwork側のソフトバンクから取って、MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)と名付けられた共同会社は、「需要と供給を最適化し、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能にする未来のMaaS事業」を行うという。2020年代には、トヨタのMaaS専用次世代車両である「e-Palette(イーパレット)」によるAutono-MaaS事業も展開していく方針だ。Autono-MaaSはトヨタの造語で、「自動運転(Autonomous)によるMaaS」を意味する。

モネ テクノロジーズによるAutono-MaaS事業では、移動中に料理を作って宅配するサービスや診察を行う病院送迎サービス、移動型オフィスなどのモビリティサービスが想定されている

 トヨタはMaaSを実践するために、真逆の体質の企業に見えるソフトバンクと提携する道を選んだと言える。この1年間、豊田章男社長は、「100年に一度の大変革の時代」と言い続け、今年1月には自動車メーカーであることを超えて、「モビリティ・カンパニー」に自己変革することを宣言した。世界有数の自動車メーカーに、このような大決断を迫るような事態が今、世界では進行している。そのモビリティ革命の中心にあるのがMaaSである。MaaSが迫る本質的なパラダイムシフトの正体とは何か。

コメント5件コメント/レビュー

多くの鉄道が廃線になっている北海道や本州の過疎地では、通学、通勤、通院、買い物、預金・引出し等々の不便の解決は、地域の実情に合わせた、大型の乗り合いタクシーの定期的運行になると思います。通勤はマイカーで最寄りの鉄道駅まで走ることになるでしょう。つまり、Maasは過疎地では適合しないと思います。(2018/12/06 09:12)

オススメ情報

「トレンド・ボックス」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

多くの鉄道が廃線になっている北海道や本州の過疎地では、通学、通勤、通院、買い物、預金・引出し等々の不便の解決は、地域の実情に合わせた、大型の乗り合いタクシーの定期的運行になると思います。通勤はマイカーで最寄りの鉄道駅まで走ることになるでしょう。つまり、Maasは過疎地では適合しないと思います。(2018/12/06 09:12)

ヘルシンキは真冬でなければ多少の坂はあれど自転車で移動可能な規模ですので
そこに月6万円は高すぎだと感じます。
そもそも都会でのマイカーは今後規制すべきですし、
自動運転が真の意味で実現した場合は
マイカーとタクシーの区別をなくすべきでしょう。
もう少し徒歩や自転車の価値を見直すべき時期にきています。

温暖化はもはや手遅れな昨今の異常気象ですが。(2018/12/05 17:47)

MaaSが盛んに取りざたされていますが、扱いがセンセーショナル過ぎると感じる。未来像が根拠ある現実的な予測ではなく、空想や期待と不安を煽らんがための表現が先行していて頂けない。例えば路上の車の数は、個乗が同乗に大きく移行しない限り、移動ニーズ(人数×距離)が同じなら必要な車の数と移動距離は変わらず路上の混雑も変わらない。自家用車は駐車場がある前提で行動するので移動中だけ道路を利用するがMaaSでは利用者が乗っていない時もタクシーの客待ち同様路上に居るでしょうから、混雑が減る要素が見つけられない。既にUberの普及で逆に渋滞が増えた都市すらあると聞く。駐車場にしても、すべてのMaaS車両が導入から廃棄まで常に路上で稼働するわけでも、交代で走れば保管スペースが節約できる訳でもなく、バスにも保管場所が必要なように、車の台数に応じた駐車スペースは変わらず必要なはず。既存の駐車場も、駐車ニーズが動機で設けられているのは、経済的に利益の出る都市の一部だけで、他は土地保有の都合から駐車場になっている事が多いから減らしたいニーズは高くないと察する。(2018/12/05 14:27)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

縦割りでスキルを磨くだけでは足りなくなるはずです。

永田 高士 デロイトトーマツグループCEO(最高経営責任者)