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大地を守る会とオイシックス、統合決断の真意

大地を守る会 藤田和芳社長に聞く

2017年2月24日(金)

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 安全でおいしい農産物をつくる生産者とそれを求める消費者にとってビッグニュースが昨年12月に飛び出した。食品宅配のオイシックスと大地を守る会が2017年秋をメドに経営統合することで基本合意したのだ。

 有機農産物の宅配で草分け的存在の大地を守る会と、Eコマース市場で急成長しているオイシックスはなぜ統合を決断したのか。消費者の安全志向に答える農業は今度どこへ向かうのか。両社のトップにインタビューした。1回目は大地を守る会の藤田和芳社長だ。

若い正義感と乗り越える力

オイシックスの高島宏平社長とはどのように知り合ったのですか。

 「高島さんが2000年にオイシックスを立ち上げたころからの知り合いです。『これからオーガニックを扱う仕事をしたいと思っているので、教えてください』と言って訪ねてきました。千葉県習志野市に私どもの物流センターができたときも社員と見学に来ましたし、30周年、40周年のイベントなどにも小まめに顔を出してくれました」

 「年に2、3回食事をし、業界の話をするという関係が続いていました。その延長で、経営統合の話が出てきました。高島さんは東日本大震災のときに矢も盾もたまらず被災地にボランティアに行くような若い正義感があります。私の子どもと同い年で、『かわいいやつだ』という感じで見ていました。そういう意味でも、統合は感慨深いです」

 「『かわいい』という言い方をしましたが、サラリーマン社長ではなく、創業者なので、困難なことが起きても乗り越える力があります。初期のころは資金繰りでものすごく苦しむなど、いつ倒産するかわからないという重圧を耐え抜いてきました。忙しいときは倉庫で寝泊まりしながら働くような経験をしてきたことは、すごいことだと思います」

「オーガニックの世界には多様性が必要」と話す大地を守る会の藤田和芳社長(千葉市の本社オフィス)

コメント2件コメント/レビュー

一部の有機農業、自然農法に従事している方々に感じた排外的な何かを上手く言語化できていませんでしたが、原理主義者は腑に落ちました。(2017/02/24 12:34)

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「大地を守る会とオイシックス、統合決断の真意」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

一部の有機農業、自然農法に従事している方々に感じた排外的な何かを上手く言語化できていませんでしたが、原理主義者は腑に落ちました。(2017/02/24 12:34)

生協活動をしていると、ドグマティックなおばあさんたちがたくさんいる。苦労されてきた功績は認めるけど、社長さんのおっしゃるとおり、時代に合わせて変わっていかないとダメですよね。(2017/02/24 09:05)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官