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「我々こそ畑だ!」と宣言したレストラン

ベンチャー「ALL FARM」の挑戦

2018年6月1日(金)

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 JR渋谷駅から歩いて10分ほど、高級住宅街・松濤の入り口のところにレストラン「WE ARE THE FARM」はある。料理に使っている野菜は、どれも農薬と化学肥料を使わずに育てた固定種の野菜。千葉県佐倉市にある自社農場の「在来農場」で栽培している。店舗と農場を運営している会社は「ALL FARM」(東京都渋谷区)だ。今回は、若いアイデアとエネルギーがあれば、新しい農業ビジネスを生み出せることをお伝えしたい。

 ALL FARMは高校と大学が一緒の古森啓介さんと寺尾卓也さんが共同で立ち上げた。2人は学生時代、「いつか一緒に食に関連する仕事をしよう」と話していた。その思いを実現するため、古森さんが和食店、寺尾さんが農場で修行を積んだうえで、まず2013年に佐倉市に農場を開き、翌年、代々木上原にレストランの1号店をオープンした。農場は今や6ヘクタールと有機栽培では大規模と言える大きさになり、栽培している野菜の種類は150を超す。店舗も都内6カ所に増えた。

「固定種は形は不ぞろいだがおいしい」と話す「ALL FARM」代表の古森啓介さん(東京・松濤の「WE ARE THE FARM」)
ボリュームたっぷりのメニュー「畑の鉄板焼きバーニャカウダ」(東京・松濤の「WE ARE THE FARM」)

 本題に入る前に、取材の際に古森さんとの間で発生した微妙なやり取りを紹介しておきたい。「寺尾さんが農場を開き、古森さんがレストランをオープンした」という筆者の理解に対し、古森さんが「自分が畑に行くこともある。畑とレストランが別々のような書き方をしないでほしい」と訴えたのだ。

 「寺尾さんがレストランに行くこともあると聞いてます。でも2人の経歴を考えたら、そういう書き方でも問題ないんじゃないですか」

 「いや、2人とも両方を担当してます」

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「「我々こそ畑だ!」と宣言したレストラン」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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