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登場まで一歩、農業でウツを防ぐサービス

田畑の価値は福利厚生で守る

2018年12月7日(金)

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農作業でストレスが軽減する(国立市)

 透き通る晴天に恵まれた12月1日、舞台は東京都国立市にある農園「くにたちはたけんぼ」。この連載で何回か取り上げてきたイベント農園だ(2015年1月30日「『畑で婚活』も農業なのだ」)。ふだんは小学生が農作業を体験する放課後クラブや婚活、忍者体験など田畑を使った様々なイベントが開かれているが、この日はちょっと様子が違っていた。サラリーマンや主婦、学生に加え、白衣姿の人たちも参加していたのだ。

 今回のテーマは「アグリヒーリング」。農業がストレスを減らす効果について、以前この連載で紹介した(2018年1月12日「ウツを防げ!農業が分泌する『幸せホルモン』」)。順天堂大学の千葉吉史研究員によると、唾液の成分を調べることで、どれだけストレスを抱えているかを判定することができる。順天堂大はその分野で高い計測技術を持っていることで知られる。

 ジョギングなどの運動も、ストレスを減らすのに役立つ。だが心身をリフレッシュさせるのに十分な運動は、疲労感を伴うことがある。ぼーっとしていれば、ストレスはないかもしれないが、必ずしも充実感は伴わない。これに対し、適度な農作業で土や植物に触れることで、ストレスが減ると同時に、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌される。

 ここまでは、順天堂大のこれまでの研究で実証済み。ただ問題は、唾液を使う調査にいくつかの難点が伴うことにある。まず唾液を採取するキットは医療従事者しか扱うことができず、再利用をすることができない。しかも高価。高齢者などは唾液を出すことに苦痛を感じることもある。

 目標はストレスの計測技術を、企業の福利厚生などに役立つサービスとして実用化することにある。そこで、順天堂大のパートナーとして登場したのが、NTTコミュニケーションズだ。両者が知見を持ち寄り、唾液の検査技術を背景にしながらも、実際には唾液を調べることなく、ストレスを測る技術の確立を目指す。

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農水省の差別政策で悪ふざけがここまでくると気持ち悪すぎる(2018/12/08 17:54)

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「登場まで一歩、農業でウツを防ぐサービス」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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農水省の差別政策で悪ふざけがここまでくると気持ち悪すぎる(2018/12/08 17:54)

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