• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「通勤しない」から始める働き方改革

2018年7月18日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 7月9日から首都圏の通勤ラッシュ解消を目的として東京都が主導する時差通勤「時差Biz(ビズ)」が始まった。実施期間は8月10日までの約1カ月。参加企業も、昨年と比較して約2倍の700社が名乗りを上げている。電車通勤が「痛勤」と揶揄される状況を改善し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック期間中の混雑緩和に向けた社会実験も兼ねている。

 東京都の「時差Biz(ビズ)」ホームページには、時差Bizを「時差Bizとは、通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつ」と定義している。特定の時間に集中する需要を分散して、電車の混雑を緩和するのが狙いだ。ホームページを読み進めると、個人と参加企業それぞれのメリットが示されている。個人のメリットは、通勤でのイライラの解消や、通勤時間の有効活用、そして朝早く出勤して夕方は早く帰宅するといったプライベートの充実とされている。

 東京都は、昼と夜の都内にいる人数を「昼間人口」「常住人口」として、その比率を発表している。2015年のデータでは、昼間人口が1592万人、常住人口は1352万人となっており、昼夜間人口比率は117.8人と昼間の方が多い。これが区部に絞り込むと129.8人となっている。区部の流入人口は318万人であり、これが「痛勤」の原因だ。

もっとも簡単なカイゼンは「なくす」こと

 都内に通勤するビジネスパーソンは、その多くがオフィスワークを中心に仕事をしていると想定される。もちろん顧客を訪問するといった、物理的にその場所へ行く必要がある仕事もあるだろう。しかし、メールでコミュニケーションするのであれば、そもそも物理的にオフィスにいる必要すらない。

 サプライチェーンの管理には、上流から下流へ向けたモノの動きと、その動きを管理するための下流から上流へ向けた情報が欠かせない。各企業では、自社だけではなくさまざまなサプライヤーが関連して、サプライチェーンを構築している。すべてのサプライチェーン参加者とのコミュニケーションが成功しなければ、サプライチェーンは効率的には機能しない。そのようなコミュニケーションを実現するためには、インターネットを活用した新たなコミュニケーション技術を活用しなければならない。物理的な空間の共有を前提にしたコミュニケーションでは、サプライチェーンはコントロールできないのである。

 もちろん、直接会って行うコミュニケーションで伝達される情報量は、メールとは比べ物にならないほど多い。したがって、オフィスに出向いて仕事をする自体は全否定しない。ポイントは、毎日決まった時間にオフィスに行く必要があるかどうかだ。

コメント4件コメント/レビュー

東京都のみの問題を、日本全体の緊急事態として書いているが、東京が「東京」をやめればいいだけのこと。(2018/07/21 08:36)

オススメ情報

「目覚めよサプライチェーン」のバックナンバー

一覧

「「通勤しない」から始める働き方改革」の著者

牧野 直哉

牧野 直哉(まきの・なおや)

未来調達研究所取締役

2012年、未来調達研究所取締役就任。現役バイヤーの立場から情報発信を行い、企業の調達・購買部門における取引先管理・サプライヤーマネジメントの専門家。調達・購買の現場に根ざした理論構築を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

東京都のみの問題を、日本全体の緊急事態として書いているが、東京が「東京」をやめればいいだけのこと。(2018/07/21 08:36)

アメリカに事務所を持つ自動車部品サプライヤの立場からのコメントです。
確かにアメリカの自動車会社のITの活用はすごいです。ともかくウェブ会議が多い。画面共有しながら、数人~10人程度のウェブ会議が頻発します。また、自動車メーカは組織が巨大なため、自社社員のみ参加の会議でもウェブ会議で済ますことが多いようです。これによってオフィスを移動する時間が削減できるからです。
一方、日本人スタッフでは顧客の電話会議の英語についてゆくのが難しい場合も多く、コストはかかりますが、なるべく実際に訪問して会議をすることも重視しています。
結果として、お客さんからは「実際に訪問してくれるので、すごくコミュニケーションがとり易く、仕事が進め易い」と非常に良い評判を得ています。

要は「いかに使い分けるか」が重要と考えます。(2018/07/20 00:07)

それは同僚や上司とのコミュニケーションが目的だったはずだ × 
社と言う儀式場に集い、忠誠を誓う場 〇 
大した用事もなく1時間の会議の為に頻繁に飛行機や新幹線を使っているのを見ると、正気を疑いますよね(顔見せが大事とか本気で言ってたりしますし)(2018/07/19 12:14)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

自分と同じ物の見方をする “ミニ手代木”を育てるつもりはありません。

手代木 功 塩野義製薬社長