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「ノルマ」を無くすとどうなるか実験してみた

2016年10月11日(火)

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 私は企業の現場に入って目標を「絶対達成」させるコンサルタントです。絶対達成というからには、達成させるための「目標」が存在します。言い方は色々あり、「計画」あるいは「ノルマ」と呼ぶこともあります。

 ところが「ノルマなどないほうがいい」「目標を達成させようとするから、かえって萎縮する」という声が出ています。

 本当にそうなのでしょうか。犬神専務と鷲沢社長の会話をお読みください。

●犬神専務:「社長、弊社のホームページの件です。この案でどうでしょうか」

○鷲沢社長:「うーん。なんか、しっくりきませんね」

●犬神専務:「え! またしっくりこない?」

○鷲沢社長:「こういうホームページじゃないと思うのですが」

●犬神専務:「うちのデザイナーには結構頑張ってもらっています。何度も聞いて申し訳ありませんが、社長はどんなデザインが好みなのですか」

○鷲沢社長:「私の好みは別にいいですよ。デザインのことはよくわからないので」

●犬神専務:「そうですか……。しかし、しっくりこない、と仰るので」

○鷲沢社長:「ええ、これじゃない、とは思うのです。といって、こういうデザインにしてほしい、という主張があるわけでもない」

●犬神専務:「うーん……」

○鷲沢社長:「もう一度、デザインしなおしてもらえませんか」

●犬神専務:「わかりました。しかし……。もうこれで4回目ですよ」

○鷲沢社長:「それはわかっていますが、ホームページはわが社の看板みたいなものです。しかも当社は広告代理店なのですから、それなりのデザインじゃないといけません」

●犬神専務:「それはその通りです」

○鷲沢社長:「それじゃあ、よろしくお願いしますね」

●犬神専務:「ちょ、ちょっと待ってください。このホームページは結局のところ、いつまでに作ったらいいですか」

○鷲沢社長:「それは前からお話しているとおり、いいものが出来上がったら、それでいいのです。いつまででも待ちます」

コメント18件コメント/レビュー

非常に参考になります。

自分でノルマを創造するべきというコメントがありますが、それはマネージャーや経営幹部の仕事であり現場の仕事ではありませんね。
業務分担と適材適所の話です。経営管理が得意ならクリエイティブや製造より自分に向いている職種に転換出来るよう自分で努力をするしかない。

人は自分たちで決めたノルマに対してシビアになれません。
それこそイチロークラスでしょうね、自分にそこまで厳しい課題を課せる人は。

だからこそ、ノルマ、つまり数字は経営管理をする人間が、それこそ経営に基づいてトップダウンで出すものです。
楽かどうか、出来るかどうかで現場が考えるものではありません。現場目線で考えたノルマには何の緊張感も生まれませんから。
目標に対して出来ない理由を並べる前にやる努力をすることが大事でしょう。
トップダウンでいわれたやり方より効率の良い方法があればそれを上申すれb良いし、工夫をすることが大事。

ただしノルマ未達の時に頭ごなしに叱るだけだと部下は委縮し工夫や効率化のアイディアも上がらないでしょうけどね。

未達でよいとは言わないし、必達を掲げるのは当然ですが、いざ未達だった時に何を言えるか。
経営幹部の優劣ってここな気がします。(2017/01/24 11:45)

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「「ノルマ」を無くすとどうなるか実験してみた」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

非常に参考になります。

自分でノルマを創造するべきというコメントがありますが、それはマネージャーや経営幹部の仕事であり現場の仕事ではありませんね。
業務分担と適材適所の話です。経営管理が得意ならクリエイティブや製造より自分に向いている職種に転換出来るよう自分で努力をするしかない。

人は自分たちで決めたノルマに対してシビアになれません。
それこそイチロークラスでしょうね、自分にそこまで厳しい課題を課せる人は。

だからこそ、ノルマ、つまり数字は経営管理をする人間が、それこそ経営に基づいてトップダウンで出すものです。
楽かどうか、出来るかどうかで現場が考えるものではありません。現場目線で考えたノルマには何の緊張感も生まれませんから。
目標に対して出来ない理由を並べる前にやる努力をすることが大事でしょう。
トップダウンでいわれたやり方より効率の良い方法があればそれを上申すれb良いし、工夫をすることが大事。

ただしノルマ未達の時に頭ごなしに叱るだけだと部下は委縮し工夫や効率化のアイディアも上がらないでしょうけどね。

未達でよいとは言わないし、必達を掲げるのは当然ですが、いざ未達だった時に何を言えるか。
経営幹部の優劣ってここな気がします。(2017/01/24 11:45)

コメントの「私にとって"無理です"はやる気がないと同義です」

これは酷い
幾ら判断をするのは上の者だといっても、無理な物は無理
三菱自動車の事例の燃費達成命令、測定部門にそれが可能か?
「無理」を通したのが偽装とその後の展開。
やります、と言って出来ませんでしたを簡単に許しはしないだろう。
太平洋戦争時の大本営のように精神論でもかざすつもりか?
こういうのが上に居るから駄目なんだよ。
駄目な理由を挙げるのもリスク管理からは当然必要な事。
判断材料は、予見無く公平に。
それに上の者の判断傾向、又は政治的な理由で方向にバイアスが掛かることは良くある。
箱モノを作るときにはよく、楽観的な予測がたてられていたなあ。
東京オリンピックのも相当費用予測がふくらんだりとか。(2016/10/15 01:01)

私にとって"無理です"はやる気がないと同義です。とコメントしたものです。一点いい忘れました。本当にやりきる人は、無理ですとは絶対言いません。言うとすれば、こういう支援があればできます、等の提案になるはずです。それもなく、単に無理な理由を並べ立てるのはやる気がないということです。(2016/10/12 14:33)

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